小沢さんにふさわしい大臣&重版御礼(8)―占領と共産主義

LINEで送る
Pocket

 最近、時間の感覚がおかしい倉山です。
 菅総理の脱小沢路線。
 そんなことより「脱輿石」の方が重要では?
「脱仙谷」と合わせて「挙党体制」ならば国民の支持を得られると思うのですが。
 ちなみに前原さんは代表の時に「脱官公労」と言いながら、社会党系を恐れて、民社党系に嫌がらせをするという敵味方識別装置崩壊極まれりな行動をとったことをみなさん覚えていますでしょうか。

 そうそう、もう手遅れですが、今すぐ小沢さんを就けるのにふさわしい椅子を思いつきました。

法務大臣!

本日も南君のつぶやき
http://twitter.com/nantatu

8.『戦後復興』では占領政策という名の日本弱体化と冷戦勃発による日本の戦略的価値向上に伴う米国の占領政策の変更や多数講和について解説。また、新安保条約が旧安保条約より有利にも関わらず、学生運動が革新勢力に利用された事を指摘。

 総力戦の定義は「自らの総力を出し切る戦争」ではありません(正しい定義は、お買い上げを。笑)。それは単なる総動員体制です。占領政策、特に憲法押し付けと東京裁判こそ総力戦の本番なのだということは一貫させました。学生運動などというあだ花もそうですが、共産主義とは何だったのかはしっかりと描きました。

 社会党が主語の場合は「単独講和」「片面講和」でも良いのですが、サンフランシスコ条約は「多数講和」ですね。表記の統一を直しておきました。あと戻って、ノモンハンの図表頁ですが、「ソ連の外交的勝利」ですね。「ソビエト連邦軍の勝利」は校正で何回削っても残ってきました。スターリンの呪い?