検証 倉山満はなぜ闘ったのか 第10回

LINEで送る
Pocket

12月完全失業率は3.4% 17年4カ月ぶり低水準 雇用者数は過去最高

 これで金融政策(アベノミクスの一本目の矢、黒田バズーカ)の効果を認めない奴、眼科に言った方が良い。

 最近ピケティーとやらとやらを引用して「アベノミクスは資本主義とともに終わる〜」とか言っている自称専門家が後を絶たないとか。

 そいつが過去、夢や人生を台無しにされた若者のために一度でも戦ったことがあるなら、少しは耳を傾けてやろう。

 2012年1月、チャンネルAJERでの仕事が雪だるま式に増えていく(しつこいが、休むとは言ったが、いまだにやめるとは一度も言っていない)。
 この頃、『財務省の近現代史』を書いていた。

 当時の勝栄二郎財務次官の横暴が話題になり始めたころで、
「今の財務省は本来の大蔵省とは違う」
ということを訴え始めていた。

「勝は腰抜けだ!
 日銀如きに振り回されてどうする?
 大蔵省の伝統を取り戻せ!!」
と、応援のつもりだったのだが。

 今や財務省のブラックリストNO1の私。
 隔世の感がある。
 今でも
「財務省批判派、大蔵省応援団」 
のつもりなのだが。

 1月20日の記事、相も変わらず
「自殺者三万人時代」
について。

 確かに、勝次官の独走に対して、
真砂主計局長(当時)が内心懸念を抱いているかもしれないとの兆候は出ている。
 この時点では、単なる感触だったけど。