愛国者のみなさん、こんばんは。
本日のTVタックルをご覧になられたでしょうか。
我らが金子洋一先生がご出演されていました。
「民主党で経済がわかる数少ない人」とご紹介されていました。
かなり好意的な取り上げ方をされていたので安心。
後半はTPPをめぐり、宮崎哲哉、古賀茂明、江田憲司、下地幹郎といった普段は仲間のはずの人が論戦。我らが金子先生の発言はなかったのかカットされたのか。
ちなみに私もよく聞かれるのですが、この砦では、
TPPに関しては絶対に発言しません!
と固い決意。だって、自分の専門でもないし、絶対に仲間割れするネタだし、、、以下無数の理由略。
まあどなたか、これがデフレ脱却や日銀法改正よりも重要だと立証していただければその限りではありませんが。
どうしても私に発言させたいなら、ぜひとも「お前にとって北朝鮮拉致問題よりも重要だ」と証明されたらしますが。ってそこまでして私の意見を聞きたい人、いないでしょう。
さて、私がTPPよりはるかに重視している北朝鮮拉致問題です。
金子先生のブログで解禁になりましたので、御紹介。
今月17日、金子先生のご紹介で国土交通省に松原仁拉致担当副大臣に
生島さんがお願いに上がりました。
詳しい内容はブログに紹介されていないから述べませんが、要するに「妹を取り返してください」です。
特定失踪者生島孝子さん
http://blog.guts-kaneko.com/2011/10/post_581.php
特定失踪者とは、北朝鮮に拉致された疑いが濃厚でありながら、政府が認定してくれない人のことです。
生島孝子さんは昭和47年31歳の時に行方不明となり、現在生きておられたら70歳になります。72歳の姉・馨子さんは今も日本で待っています。
お母さんのうらさんは「100歳まで生きて待つ」と頑張りながら、99歳で力尽きました。
証拠としては目撃証言があります。
政府認定者の中にはそれすらない人もいますので、被害者認定されて然るべきです。
しかし現実には認定されていません。
なぜそうなのかの事情は詳らかにはしませんが、お察しください。
講演(含無料)に来てくださった方やオーディオブック(帝国憲法講義申し込みフォーム)をお買い上げの方には、一端をお教えすることはありますが。
でも以上の記述から読み取れる通り、金子先生や松原先生が一縷の望みなのです。
では民主党政権はダメだから自民党?谷垣総裁はもっとやる気が無いですよ。
ここ、勘違いする人が多いのですが、
「なぜそんなに証拠が明らかなのに、認定してくれないの?政府はやる気がないの?」
という疑問は、おそろしくお人よしです。
自民党政権時代から多数の歴代政権には、
拉致問題を解決しないという鉄の意志があるのです!
日本って、怖い国ですよ。
ただ、時間が経ちすぎている以外では、あの時に比べればすべての条件が好転してます。
平成十年四月二十五日。
たった三人の名も無き若者が「北朝鮮に拉致された中大生を奪還するぞ」と決起した時。
絶対無敵の権力者竹下登が存在しました。
今はそんな人はいない。
竹下派の大幹部・野中広務という北朝鮮の利益奉仕者の絶頂期でした。
今は野中の出来損ないのような連中だけがあふれている。
誰も北朝鮮拉致問題なんて信じませんでした。スパイ小説の読みすぎ!とか言われました。
今は日本中、誰でも知っている。
北朝鮮拉致問題を取り上げると「右翼」「コワイ」「差別」とかのレッテル貼りの嵐。
今は誰もが解決することに反対する人はいない。
仲間はたった三人しかしませんでした。
今は多くの仲間がいる。
何をやるにしても、「あの時は条件が良かったんだよ」「今は無理だよ」とか、後ろ向きに
小ざかしい議論が幅を利かす今だから、何度でも聞きます。
質問一
この時の彼らの「北朝鮮に拉致された中大生を取り返す」という夢想、成功率は何%だったでしょう?
質問二
「北朝鮮に拉致された中大生」こと蓮池薫さん、今はどこの国にいますか?
質問三
この三人の夢想と、「今の日本を二年以内に救うぞ」という夢想、どちらの可能性が高いですか?
質問四
あなたは何人の仲間が集まれば決起しますか?
それとも誰かが何とかしてくれるのを待ちますか?
質問五
あなたは自分に何が出来るか、自分が何をなすべきかわかっていますか?
何度でも繰り返す。
日本復活の合言葉!
知恵と勇気と行動力!
参考
→2011年7月24日記事「大久保利通が考えたこと」
→2010年7月28日記事「知恵と勇気と行動力!」