「帝国憲法講義」カテゴリーアーカイブ

満員御礼

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明日の帝国憲法講義、おかげさまで満員御礼で締め切りました。本当に椅子が足りない数になったので、申し訳ありません。

第一講は、

男系と直系は二つの原理~「愛子天皇」待望論は壬申の乱への道

新帝践祚の直前から秋篠宮家への攻撃が激しくなっています。女系陰謀団の猛攻に男系カルトが足を引っ張っているという構図です。
私は「先例、男系、直系の三つを大事に!」と言い続けてきましたが、どれか一個だけ言えば事足りると思っている人が多いのもまた事実。

倉山塾では正しい学びでくにまもりをしたいと思います。

第二講 令和政変?と大正政変~憲政史に学ぶ増税と財務省の「潰」し方

皇室も経済も政治も、根っこは一緒です。大日本帝国は正論が通らなくなり潰れた。その状況は今も続いています。経済問題で言われて困る足手まといが、「財務省解体論」です。

増税が既定路線の今、自分がトップにたったつもりで日本を「どうするか」を憲政史に学びたいと思います。

追伸

素人さんの誤読が拡散されているようなので正しておきます。

小著『日本一やさしい天皇の講座』p143に「私は、女系論や女性宮家を全面的に否定している訳ではありません。先例が無い形でそれらを押し通そうとの横暴に反対なだけです」と書いたのを女系論や女性宮家に賛成したとの証拠としている素人さんがいるとか。

日本語読めないんですね。この文章を賛成の証拠と言われても困りますが、学力がない素人の方はやむを得ないでしょう。これは第三章第六節なのですが、全体を読めば、「男系絶対の上で女系が補完する場合」「女性宮家は皇位継承と関係がない」ということを述べているのはわかるのですが。それとも、女系論や女性宮家を口汚く罵らねばならないとでも?

最近、誰でも知っていること(しかも何人もがしてきしてきたこと)を自分の発見の如く手柄顔をする人がいるようですが、男系さえ言っていればあとは何を言っても許されると考えるカルトが一部で蠢動しているようで。

皇室はワンフレーズで語れるような単純な世界ではないので、素人さんは手を出さない方がいいですね。