amazonで38位に浮上。扶桑社新書とアメリカ史では1位継続中!
本章の表題、ブッシュJrに向けての発言ではありません。
本書、右も左もそこらじゅうの日本人を敵に回しているというか、
昭和20年8月15日以後のすべてのアメリカ論を敵に回してますな。
拝米媚米派は反日的アメリカ人の威を借りて同じ日本人を見下すし、
反米嫌米派は親日的アメリカ人をこれでもかと攻撃して立場を悪くするし。
困ったことに、部分的には事実なんですね。
問題は、部分的事実というのは、まったくの嘘よりタチが悪いのであって。
私ははっきりいってネオコンみたいな野蛮人は大嫌いであって、
ブッシュJrがアホかどうかと言われたら、それはアホに間違いないのだけど、
そこだけ取り出してどうするの?
「オイ、世界を返せ!」って言うならブッシュJrよりはるかに罪深いアメリカ大統領がいる訳で。
あと、TPPとか単語を出されるだけでゲンナリするのだけど、それで生活しているわけでもない人が騒ぐのって何なの?まあ私の前でTPPという単語を出したい人は、本書の内容くらいは理解しといてください。
ちなみに藤井厳喜先生によれば、
「オバマはテキトーではない。超テキトー」
だそうです。笑
それはそうと、本章の最後とか書いてて物悲しい気分になってきた。
これじゃあアメリカコンプレックス抜けんぞ。。。
前半の大日本帝国のイケイケドンドンぶりはどこへ。。。
ということで「おわりに」は、明るく神田うので〆ようと思ったけどあまりにも不真面目なので、小野田寛郎さんに登場してもらいました。
何回聞いても泣けるセリフだ。
今も半泣き。
日本は戦争に負けたんじゃない!
負けたフリをしているだけだ!!