今週の注目ニュース。
小沢一郎の機関紙『日刊ゲンダイ』が「財務省が野田を見捨てた」「民自公が増税大連立」と観測記事。ではなくて。。。
土曜日、よみうりテレビの朝の番組で辛抱氏が50分間も安倍元首相をほめまくり番組。
この件が日曜の読売と月曜の産経に報道されてましたね。
安倍元首相、「話し合い解散」に前向き意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120225-00000594-yom-pol
話し合い解散」で5月選挙あり得る 安倍氏が言及
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000067-san-pol
はかったように同じ内容。要するに「もう一度、自民t濃総裁になって!」です。
それよりも辛抱氏のインタビューで
「維新の会が掲げる首相公選制には」との問いに、
「参議院選挙に合わせて衆議院を解散する慣例にすればよい。
憲法の規定がどうであろうと慣例の積み重ねで乗り越えられる」と。
まさに正論。
こちらの方に注目しました。
もう一つ。
ネットにはあがっていないけど、読売のシンポジウムで武藤敏郎元財務次官と与謝野馨元財務相が税と社会保障について語る。
当然、増税に言及。
「日本銀行」という単語は出てこない。
さすが「バランスの武藤」と呼ばれるだけはある。
産経だと、こういうこと↓を言うのに。(笑)
http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=759
日銀は総裁を武藤氏に明け渡して財務省を味方としてつなぎとめ、白川法王の任期を来年の3月まで全うさせようという腹なのだろう。
ここで武藤氏や財務省が日銀に唯々諾々と従って来年まで日本経済の崩壊を指をくわえて待つか、それとも国民とともに早期に総裁の椅子を奪取して景気回復を実行するか。
局面はかなりギリギリまで迫っていますな。
ところで、話の大前提である(父子二代の執念です)、
武藤氏が日銀総裁に執念を燃やす理由は?
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