野党の最大の武器は「石破首相を辞めさせない」 (倉山塾メルマガより)

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嘘だらけの日本中世史

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三笠宮親王妃百合子殿下が101歳で薨去。

お生まれは高木正得子爵の次女。
三笠宮崇仁親王殿下とご結婚。
私は世界史を親王殿下の
『大世界史1 ここに歴史はじまる』から
勉強し始めたので感慨深い。

親王殿下の亡きあとは、
三笠宮家を預かられていた。
「女性宮家」の定義ははっきりしないのだけど、
女性宮家の当主だったとも言える。

女性は民間人出身でも皇族になれる。
ただし、皇女(皇親たる女子)になる訳ではなく、
内親王宣下される訳でもない。

ご冥福をお祈りいたします。

話題はうってかわって俗っぽく。
攻防が続く「103万の壁」
今や世の中の間違った議論が知りたければ
読売を読め!と言って良い読売新聞。
「妥協が見えない」とか書いてる。(笑)

自民党もこうだから、頭が痛い。
昔の自民党なら値切るのではなく
「首相裁定で200万!」って
国民民主党のお株を奪ったもんですけどね。
それで103万の壁は満額回答を与えておいて、
他で協力させる。
自民党って良くも悪くも
「100点の政策もやらない代わりに0点にもならない」が
特徴なのだけど、
今やそれが悪い方にいっていて、
全部が中途半端。
「やりきる」って概念がなくなっている。

与党が多数の時は良いけど、今はハングパーラメント。
さて、自民党(支持者)に質問。
来年の参議院選挙までに石破首相が支持率を回復して
選挙に勝てると思っている人、手を挙げて!
シーーーーーン。でしょうね。

3月に予算を通して石破首相退陣。
総裁選で勝てる人に代える。ってシナリオでしょう。
でも、このままだと支持率が上がらないかも。

さらに怖いこと。
「6月まで石破首相を退陣させない」って技、
野党が使えるって、理解してんだろうか。

ここで自民党が、国民民主党の要求を突っぱねるとする。
どういう展開があり得るか。

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この本に書いてある通りに動いている!
自民党はなぜここまで壊れたのか

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「野党の最大の武器は「石破首相を辞めさせない」 (倉山塾メルマガより)」への2件のフィードバック

  1. 今月より、塾生となりました。
    よろしくお願いします。
    安倍さんが亡くなった後、幾多の政治系チャンネルを拝見して、たどり着いたチャンネルくららの濃い内容に魅了されております。
    103万の件、なんとなく、フランス革命前夜のネッケル解任後のバスティーユ牢獄襲撃みたいな動きになっていると感じております。
    さすがに、暴動もデモも発生しないでしょうが、SNSでは盛んに議論の的になっていますね。
    小手先の対策では、世論が鎮まらない状態。
    政府もすんなり飲めば、良かったのではと思いながら、倉山塾で学びを深めたいと思います。

  2. 倉山先生のコメントに関係なくスミマセン。
    最近のチャンネルくららの番組での
    「元陸将・海将が振り返る昭和の大戦」を
    視聴しました。「ガダルカナルの戦い」を
    大局の戦略眼から俯瞰しての議論で
    小川元陸将と伊藤元海将の解説は、タブーを
    超えたリアリズムの見地からのもので、
    いつも勉強になります。タブーに呪縛されて
    いては、次の有事に勝てません。
    負け惜しみではなく「反省」こそ次の勝利を
    約束するものと個人的に思っています。
    元両将は、大局的見地で語っていましたので
    私は、もっと縮小して書き込みたいと思います。
    第一次ソロモン海戦の時、日本海軍は、
    ワンサイドゲームで勝利しました。
    勝利した後、三川艦隊が掃討戦を担当し、
    海域を哨戒していました。そこに敵の夥しい数の
    輸送船団が現れます。その輸送艦隊には、護衛の
    駆逐艦や巡洋艦が付いていなかったのです。
    三川艦長は、「武士の情け」をかけて
    この輸送艦隊を見逃します。この輸送艦隊は
    無傷でヘンダーソン飛行場を守備する友軍に
    武器、弾薬、食料、その他物資を届けました。
    後で、この夥しい物資が、飛行場奪還を目指す
    一木支隊と川口支隊を苦しめることになります。
    「敵に塩を贈る」は上杉謙信のような名将なら
    成せる業ですが、平凡な軍人が真似を
    すべきではないでしょう。私も資料を読みましたが
    大戦初期の日本兵の勇猛さは、文字からも
    伝わってきます。戦後、ある記者がガダルカナルの
    戦闘生き残りの兵隊にインタビューしています。
    「戦争は、もうイヤダ」という言葉を期待して
    いたでしょうが、その人物から出た言葉は、
    「握り飯が、もう一個あれば、飛行場は
    奪取できた」という言葉だったとのことです。
    この言葉の中に当時の高級軍事官僚の兵站軽視と
    日本兵の「敢闘精神」が混ざっているような
    気がします。最近の財務官僚を俯瞰すれば、
    戦前の高級軍事官僚と通ずるものを感じます。
    手元の財政を増やす為に国民から税金を
    搾る取るのは、戦前の軍事官僚の兵站軽視を
    シンボリックに映しているような気がするのです。
    「働き方改革」を含めた国民の手取りを減らす
    政策は、国民の働く意欲、消費する意欲という
    「敢闘精神」を萎えさせることに繋がります。
    話が飛んでしまいました。ガダルカナルを
    守備していたエドウィンという大佐がいました。
    日本軍の猛攻の前に恐怖で怯える兵隊達に
    こう言って叱咤激励しました。
    「おまえ達に無くて、敵にあるのはガッツだけだ」

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