初歩からはじめる国際関係

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 今を幕末にたとえたがる政治家は多い。のは結構ですが、自民党の皆さんは如何おすごしでしょうか。と思っていたらこんなことに。

自民 安倍元首相、“弱腰”谷垣氏に「士気鼓舞して」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100928-00000123-san-pol

 正義派が俗論派を打倒するのはいつのことやら。
 ちなみに「お前が言うな!」が、これ。

麻生氏が谷垣氏に活=船長釈放で「ちゃらちゃらするな」―自民
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-100928X382.html?fr=rk

 日教組に怯えて中山成彬国交大臣を更迭し、野党の圧力に屈して田母神氏を馘首したのはどこの誰だったか。前者は「いつもの言論弾圧」と、三百万光年ぐらい譲れば納得できないこともないですが、後者は近代自由主義そのものの否定ですからねえ。
 こういう本でも読んでください。

『総図解 よくわかる日本の近現代史』

(新人物往来社、税込1470円)

 さて強引な宣伝はさておき、こんなことも。
中国 ノーベル賞に圧力 選考委明かす 活動家の平和賞警戒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000081-san-int

 日本人の本音としてはどんどんやって欲しいものです。
 日本の外交官がこれを事実ありのままに世界中に宣伝した回れば良いのです。
 中華帝国っていうのがどんなトンでもない連中かとわからせるために。

 で、近隣ではこういうことも。
露大統領 対日戦勝で共同声明 きょう訪中 尖閣では共闘回避
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100926-00000091-san-int

 歴史問題が現代でも重要、どころか、民族の生存を決する最後の武器だとよくわかります。
何でも最後は歴史認識になるので。

 ちなみに、歴史問題とか国際法の話の、基礎以前の初歩を列挙。

一、疑わしきは自国に有利に!
二、本当に悪いことをしたら、なおさら自己正当化するのが主権国家というもの!
三、悪くもないのに謝る国など論外!

 歴史問題とか国際法の話をしている時に、以上の三原則をはずれた議論をしている人は、
偽者だと思って間違いないです。
 売国奴でなければ馬鹿ですから。

 とはいうものの、日本人が書いた国際法の教科書にそういうことを書いていないから困るのですねえ。私は、実技演習で学んでしまいました。G20でこの三原則を守っていないの、日本人くらいですねえ。