あるところに不良にカツアゲされているいじめられっ子がいた。
自分がもっている財布の金だけでは足りず、家の金を盗んでこさせられていた。
ある日、それが親にばれて「そんな金を渡す必要はありません」と叱られたので、もう渡すのをやめた。
いじめられても、決して金だけは渡さない。それだけで何かを守ってことになるのだから。ましてや悪事には加担しない。しないようにする。それだけで何かが変わることもある。個人の話ならば。
ところが、このいじめられっ子は、単に家の金を盗んでまで、カツアゲされるのをやめただけで「制裁を下した」などと自信を持ってしまった。
そのいじめられっ子の名を、日本国と言う。
ちなみに、坂本龍馬はいじめられて何も言い返せず毎日泣いて帰っていたが、剣を鍛えて誰にも舐められないようになった。
この話を聞いて、戦争(ケンカ)をすることと戦争(ケンカ)に備えることがまるで違うとわかってくれなければ、どうにいえば良いのであろうか。
最近思う。龍馬に学べ!