原口総務大臣の生きる道

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 まずは新聞に出ている事実だけを並べる。

 とうとう外国人参政権法案、政府提出に。
 小沢と輿石が首相官邸に乗り込み、輿石が首相と官房長官を怒鳴りつける。
 ついでに言うと、「小沢幹事長」人事に鳩山が難色を示すと、「だったら参議院は協力しない」と恫喝したのも輿石だった。
 旧社会党出身の赤松農相「先の選挙では在日韓国人の皆さんには投票以外の多大な支援をいただいた。 外国人参政権は皆さんとの公約」と民団で挨拶。

 国民新党は反対を表明。
 所管の原口総務大臣は国民新党も含めた、閣議決定がなされる条件での賛成を表明。

 さて、原口一博総務大臣、千載一遇の天下取りの好機である。
 最近の噂では、小沢幹事長と良好なので鳩山退陣の際には「次期総理」などと報道されている。しかし、小沢幹事長の疑惑はもはや留まるところを知らない。
 田中角栄以来、検察庁を敵に回して権力を保持できたのは竹下登だけである。リクルート事件の時だけは勝ち目がないのに、正義感だけで戦い、見事に蹂躙された。その後は慎重に行動するようになり、勝算がない戦いはしていない。勝算とは何か。世論と、○○○の中の特に□□□を敵に回さないということである。今回は□□□どころか○○○が面従腹背であり、官僚機構全体が敵である。むしろ検察は官僚機構の利益を代表しているとさえ言われている。
 小沢について総理にしてもらえるなどと考える方がおめでたい。はっきり言って、小沢の説明が正しいかとか、検察が公判を維持できるか、とか法律論などどうでもよいのである。もはや力と力の正面衝突、無理が通れば道理が引っ込むという状況を、外国人参政権反対派によって現出させられたのである。

 民主党がこのまま、自治労日教組による傀儡小沢政権による恐怖政治の下で、分裂が起きないとすれば国民が民主党を見捨てるか、民主党が外国の手先として日本を支配するかしかない。

 もし、閣議で外国人参政権を提出してくるなら、徹底的にその根拠を聞くべきである。
 どう反論すれば良いかはさんざんこの砦に書いた。それでも強行するなら、原口大臣はどうするべきか。

 辞表を提出すべきである。
 そして、ただひたすら全国各地で演説会を開けばよい。会場がなければ街頭遊説を行えばよい。それで英雄である。
 脱党するのは、除名されてからでも遅くない。演説により、国民の盛り上がりが巻き起こったからでも遅くはない。

 それから原口新党である。既成政党に飽き足らない政治家は、英雄原口代議士の下に駆けつけるであろう。国民も支持しよう。

 普通の人に、「訳もわからず日本に住みついている外国人ホームレスにも選挙権を与えようというのが、今の政府の方針です」というと、仰天される。よくわかっていないらしい。

 小沢氏と近いと思われている原口大臣が反旗を翻すところに意味があるのである。

 ばらしてしまおう。
 現在の民主党議員の少なからずが、自分の事務所で言いたいことを言えないという。
 誰が聞いているかわからないからである。代議士よりも別の御方に忠誠を誓い、政治家を関している秘書が多いからである。共産圏の監視社会である。

 しかし、原口大臣は陛下の認証官である。
 鳩山首相が罷免権を行使する前ならば、首相を通さず陛下に直接辞表を提出しても良いのである。別に首相に辞表を叩きつけても良いが。

 今、売国奴の暴走を止められる最も重要な立場にあるのは原口総務大臣である。

 国民は原口大臣がどうするかに注目しよう。正常な判断力があれば、強くて正しいほうにつくだろう。