カツアゲの話

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 あるところに不良にカツアゲされているいじめられっ子がいた。

 自分がもっている財布の金だけでは足りず、家の金を盗んでこさせられていた。

 ある日、それが親にばれて「そんな金を渡す必要はありません」と叱られたので、もう渡すのをやめた。

 いじめられても、決して金だけは渡さない。それだけで何かを守ってことになるのだから。ましてや悪事には加担しない。しないようにする。それだけで何かが変わることもある。個人の話ならば。

 ところが、このいじめられっ子は、単に家の金を盗んでまで、カツアゲされるのをやめただけで「制裁を下した」などと自信を持ってしまった。

 そのいじめられっ子の名を、日本国と言う。

 ちなみに、坂本龍馬はいじめられて何も言い返せず毎日泣いて帰っていたが、剣を鍛えて誰にも舐められないようになった。

 この話を聞いて、戦争(ケンカ)をすることと戦争(ケンカ)に備えることがまるで違うとわかってくれなければ、どうにいえば良いのであろうか。

 最近思う。龍馬に学べ!

「カツアゲの話」への0件のフィードバック

  1. 一歩前進で喜んでいるのが今の日本なんですね。(経済制裁を下したとか…)

  2. 「弱きを挫き、強きに媚びる〜♪」たけちゃんマンみたいな国だなぁ…
    最近、友人と信用さえあればお金はいらない江戸っ子の「こちとら江戸っ子でぃ!宵越しの金なんて持たねいでぃ!」っという気持ちがわかってきた。
    まあ、江戸は地震と火事で、紙幣とか持っていても危険性が大きいんだよね、江戸はツケ経済(年1回精算。飲みの支払いを大工に求めるときは、「あそこの大家んところ、行ってくれぇ…」、「じゃあ、こっちの壁塗りした家にいって来れぇ、」)です。
    友人と信用をお金で売ってしまうような人は、友人と信用をどんどん失っていくので、お金がないと不安でしょうがなくなるんだなぁ?というのも今の日本だな!

  3. >戦争(ケンカ)をすることと戦争(ケンカ)に備えること
    の違いというのはそんなに難しい話でもないんですけどねえ。
    これを理解できなかったために起きた戦争が二次大戦だ、
    というのは小室直樹の指摘でしたが、これくらいの内容は
    高校レベルで理解してほしいと思います。

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