「専守防衛」について雑感(倉山塾メルマガより)

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アメリカの巡航ミサイルを買う予定で
話を進めているとか。
敵に攻撃されたとき、あるいはされそうな時に、
こっちも打ち返せるミサイルが欲しい、
ということ。

これに賛成ですか反対ですかと個別に聞かれても、
答えにくい。
たとえば、私は防衛費倍増に関して、
「正面装備よりも兵站を重視せよ」と言っています。
じゃあ、正面装備は何もいらないかと言うと
そうではない。

適切なバランスの上で巡航ミサイルを買うのはいいけど、
喫緊に必要な兵站部分を削って買うなら反対。

結局、「それ、何のため?」がないと
何も言えなかったりする。

防衛政策にしろ何にしろ、
「それ、何のため?」を決めるのは政治。
日露戦争の時は、首相の桂太郎は見事だった。

日本国が地球上で生き残る。

ロシアを追い返さねばならない

朝鮮半島の北緯39度より北へ。
(戦場で勝ったので上方修正)

その為にはなにをしなければならないか。

と、哲学があって、どんどんと下に降りていく。

逆に真珠湾攻撃なんか、何をやっていたかわからない。
真珠湾を攻撃しました。
中途半端でした。
アメリカを怒らせました。

早期和平に持ち込むためではなかったの???

ツラツラ考える内に、
戦後の「専守防衛」は
「専守」している内に
「防衛」を忘れていたことに気付いた。

どういうことかと言うと、
「守り」においても「攻め」の姿勢を忘れてはいけない。
中国の「守り」なんか、「責め」になっているし。

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