宣伝の話(1)―中国人の政治宣伝観

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 中国と言えばこの方、世界的権威の岡田英弘先生の御著書で勉強させていただきました。
 タイトルからしてすごいです。
『妻も敵なり 中国人の本能と情念』
『だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観』 
『厄介な隣人、中国人』
とか。
 最近、知識人を気取った人のことを「ウィキペディア先生」と呼ぶらしいのですが、なぜかワック出版から出されている上記の書物は無視されています。

 それはさておき、有名な寓話。

 家に帰ると奥さんが浮気をしていました。あなたは誰を罵りますか?

 日本人ならば、(1)妻、もしくは(2)妻の浮気相手、となるだろう。
これが中国人となると、
(3)家の外に出てまったく無関係な第三者の通行人に妻と浮気相手の誹を訴える、
になるらしい。

 日本人の場合、当事者同士で直接交渉で解決しようとするのだが、
 中国人の場合、第三者への自己の正当性の宣伝が重要になるとのことである。
 つまり、民族性として政治宣伝(プロパガンダ)に優れているのである。

 日本人の場合、「事実を言っていれば、あるいは言わなくても、いつかはわかってくれる」と考える。
 中国人の場合、「事実などどうでもよい。目の前の敵を打倒するためには、嘘でも本当でも第三者に信じさせればよい」と考える。

 以上の民族性の相違が表出したのが満洲事変である。

 中国は、「一刻も早く国際社会を味方につけて日本を悪魔化して抹殺しなければ、負ける。宣伝の内容が嘘か本当かなどどうでもよい」と考えた。
 日本は、「自分たちは決して悪いことをしてきた訳ではなかった。だからまじめに生きていればいつかわかってくれる」と考えた。

 その結果、日本は国際連盟から追い出された(正確には、逆上して勝手に出て行った)。
 そしていつかわかってくれるどころか、永遠に謝罪し、財産をむしりとられ、軍事力で脅されようとしている。
 現在はまだ在日米軍がいるから力の均衡が存在するが、もしいなくなれば即座に人民解放軍がやってくるだろう。
 それでなくても在日外国人参政権を通じて、日本を合法的に乗っ取ろうとしている。
 ちなみに、住民投票を通じて合法的に侵略していくというのは、絶頂期のヒトラーの得意技である。

 亡国前夜の日本。一人でも多くの日本人が正しいことを知り、一人でも多くの人に伝えなければいけません。
 日本人は全員が国際宣伝戦の戦場にいるのです。
 本シリーズ、無限に続くのでは、という気がしています。。。

 日本人、あまりにも宣伝戦という事に関して弱いというか、知らないので。

 次回予告。

「中国」という言葉自体が政治宣伝

です。