皆さんが気になっているであろう表題に関して。おさらい、というか今何が起きているかと言うと。
「冤罪でも何でも起訴だ!叩けば埃が出るぞ!」とリークだの、秘書の逮捕だの、何でもあり。
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二回目の事情聴取、小沢もはや死に体の表情。
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不起訴?
二つ目の矢印の間に何があったか?定跡は起訴猶予とか略式起訴ですが。
この砦で強調してきたのは、今報道されている案件の法律問題などどうでも良いということです。国民の税金を法の不備をかいくぐって自分の懐に入れたのは道義的に問題があっても脱法行為だし、政治資金の記載云々はどうせ形式犯なので実刑には持ち込めないし。
そんなことわかってやっていたはずなので、ここで不起訴って。。。
まあ、明日にならないとわからないですが。
しかし、亀井党首が「外国人参政権阻止だ」と気炎をあげているのが気になります。アレを引っ込める条件で不起訴ならまだ救いがあります。しかしそれにしても定跡外れですが。
小沢氏定例会見とか何とかで
「外国人参政権などと愚かなことを言いました。憲法を勉強しなおしました。二度と提案しません。」くらい言えば、まだ納得できますが、さすがにその絵が想像ができないですね。
逆にこれで誰も止められなくて、外国人参政権導入⇒皇室典範改悪⇒日米安保条約破棄
とかになったら日本は終わりです。
その過程で検察で粛清人事が行われても、ここで戦わなかったら自業自得にしかならない。
一番恐いのは、「まさか民主党だってそこまでは?」と思われることです。それをやると公言している政権与党が問題なのです。
繰り返します。
今の「小沢対検察」の構図、徹頭徹尾、政治問題です。
「国を売ると明言している政権与党」対「国策捜査」なのは間違いないでしょう。
しかし、よりどちらがマシであるかが政治論です。
角栄以降(1日記事参照)、竹下・金丸その他おおぜいと、これでもかとくらいついていたのが検察の歴史です。
いきなり吉田内閣時代のように腰砕け・・・?
それとも陽動作戦?あらゆるシナリオが考えられます。
ただ、渡辺恒三だけは、さすがに「元祖七奉行」。
「法律的に違法ならば論外。合法でも(脱法なので)、道義的責任はある。」
勝敗とは最後までわからないもの。意思が挫けた方が負けるわけです。金丸事件のように、検察が負けたところから世論の批判をバネに一気に大逆転した歴史もあるので(同じく1日記事を参照)。
この話、単なる権力闘争ではなくして、日本がどうなるかの話です。私は別に小沢氏個人が嫌いなわけではなくて、陛下を蔑ろにし、売国的姿勢を公言してはばからない政治家が許せないだけです。