私は良く知らないのだが、奉祝曲を歌い踊ったEXILEのボーカルの方、普段はサングラスがトレードマークで絶対にはずさないそうな。今後は是非ともサングラスをはずさないで芸能活動を続けて欲しい。そして誰に何を言われても拒否して欲しい。そしていつか言って欲しいと思う。
「俺に色眼鏡をはずせと言えるのはこの世で天皇陛下だけだ」と。
これが現代の婆沙羅だと思う。
さて、小林よしのり氏が『SAPIO』で女系天皇論に賛意を示したことについて。まあ『天皇論』でも言及しているので、驚きはしないが。
私は彼の問題意識については共有します。また、染色体を持ち出して皇統保守の根拠とすべきではない点に関しても同意します。私が皇統保守を自分の価値観とする理由は、理屈ではいくらでも言えるにしても、根本的には「不滅の法灯」の論理というか感性です。
今すぐに何とかしなければならない。ではどうするかの方法論が小林氏と私は違います。なぜ旧皇族の復帰では良くないのか、この点に関して女系天皇論者には立証を求めます。
ちなみに誤解があるようなので補足。旧皇族復帰とは、現在民間人として生活している旧皇族の方々をいざという時には天皇になっていただくことを前提とした制度ではなくして、順序として復帰された(旧)皇族の方々のお子様に皇族教育を施す、という意味です。
考えなければならないにしても、陛下や殿下の不吉を口にするのは憚らねばならないですし、制度が本質的に何を要求するのかについて誤るべきではないでしょう。
また詳しくやります。