じっくり学ぼう!憲政の常道 第9話 学歴秀才を指導者にしてはならない(倉山塾メルマガより)

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場所:大阪府大阪市淀川区宮原4-1-4 6階
料金:一般3000円 学生1000円
お申し込みはこちらから。
https://kurayamajuku-kansai20230709.peatix.com/
※塾生でなくても参加できます。
※※セミナー後、会場付近で懇親会(塾長も参加)も開催されます。

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「憲政の常道」とは何か。
総選挙で選ばれた人が、総理大臣になること。
総選挙で勝つには、政党を率いねばならない。
だから、総選挙で勝った政党の総裁が総理大臣になる。

これを選挙民から見れば、
最低でも選択肢が二つ無ければならない。
だから二大政党になっていく。

これがイギリス流議会政治であり、
その日本版が「憲政の常道」。

その前に、
日本では「憲政の常道」が確立する上で、
二つの事が起きた。
一つは、イギリスと同じく選挙権の拡大。
最初は財産制限と性別制限があったけど、
護憲三派内閣が財産制限を撤廃した。
婦人参政権は敗戦後まで実現しなかった。
そのくだらない理由は、いずれ。

もう一つは、
「首相の身体の事故の際は、後継総裁が首相に」
の原則。
政友会の原敬が暗殺されたら、
高橋是清が後継の総理総裁になった。

憲政会の加藤高明が病死したら、
若槻礼次郎が後継の総理総裁になった。

問題は若槻の個性。
高橋是清も総理総裁としてはひどかったけど、
若槻は輪をかけてひどかった。

ただし、若槻は学歴秀才としては超優秀。
東大法学部史上最高点の首席とか。

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続きは倉山塾メルマガで。18時配信
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