言論の価値は、そいつが何者かではなく、そいつが何を言ったかによってのみ判断されなければならない。18歳の時から体で叩き込まれたこの教えに疑問をもちたくなることが多すぎる。
「他人にすべての失政を押しつけて責任を免れようとすることこそ『恥の文化』に反する行動だ」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110709k0000m010132000c.html
おっしゃる通りなのですが、菅直人さんだけには言われたくない。
最近、そういうのが多すぎるなあ。
みんなの意識から「言葉は重い」「約束は守らなければならない」が消えたら、憲法や法律の条文に何を書いても無駄か有害、というのは「だれころ」の主題です。
ちなみに菅内閣、今週だけでも出鱈目を乱発していますが、すべて日本国憲法に照らして違憲になりません。
憲法上、与えられた権限の中で全力尽くしている=菅首相
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22079020110707
合憲か違憲かで言えば、菅総理のあらゆる出鱈目、合憲です。つまり、欠陥憲法の下で、日本人の精神まで腐ってきている、ということです。
ではこれが帝国憲法が健在の時代ならば?
「だれころ」をどうぞ。
あと、この砦の「亡国前夜」シリーズも。
つくづく思う。谷垣自民党総裁ある限り、菅内閣も民主党政権も安泰だ。菅か谷垣か、だと私は迷わず菅を選びます。(この前、菅か小沢か、ってやっていたような。。。)
内閣が非立憲というより政治そのものが非立憲で、憲法典そのものが憲法違反。
さて慶事。
「だれころ」が日本図書館協会選定図書になりました。
『週刊図書人』に掲載されるという良いことがあるらしい。
(講談社、税込1680円、好評発売中)