誰がシナリオライター?

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 仙谷官房長官・馬淵国土交通大臣・柳田法務大臣に、問責決議案を提出。
 否決された官房長官以外には不信任案も。
 なぜ、官房長官不信任案だけ優先的に提出して、予定通りに否決したのか、訳がわからない方も多いと思います。

 永田町を駆け巡っている話で大事な点だけを伝えますと、

中選挙区制復活をやる党に

公明党がつく!

です。

 公明党としては、別に今の“奸”内閣にも、センゴク政権にも何の義理も無いので。
 要は、忌々しい小選挙区制をやめて、大好きな中選挙区制に戻したい、それだけです。

 国土交通大臣や法務大臣の首を狙うのは、自民党の立場としてはわかりますが、そこで満足して終わりなら、谷垣氏は誰の脚本で動いていたのですか?と、問い詰める必要があります。
 自民党がまじめに党利党略を考えるなら、他の大臣には目もくれず、官房長官に一直線に迫れば良いのです。というか、それ以外はセンゴク氏の思う壺です。

 読者諸兄にお願いです。
 今の状況、「民主党対自民党」で考えないでください。
 官房長官をクビにできるかどうかだけです。
 しかも、官房長官を辞めさせるために、訳のわからない取引をされたら、それは勝ちではありません。