とりあえず小話から。
ある性格温厚で学業優秀なアメリカ人が、オックスフォード大学に留学した。
特待生なので、総長に入学の挨拶をする名誉に。
その際、「私はアメリカ合衆国から来ました」と自己紹介すると、総長睨下の一言。
「植民地の者か」
学生君、一瞬、???
気を取り直して、「いえ、英連邦に属していない合衆国から来ました」と。
(日本人ならこういう言い返しできないでしょうね。)
それで、総長睨下の一言。
「植民地の者か」
学生君、あきらめて思う。「ダメだ、ここは十八世紀のままだ」と。
さて、エゲレスでこんなことが。
英国内では学生デモ暴徒化 授業料値上げに反対で
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/201111007.html
ロンドンで、授業料の値上げに反対する学生デモの一部が暴徒化し、政府・与党の本部を壊して一時占拠する騒ぎとなりました。イギリスの与党・保守党本部のビルで、大学生らが入り口のガラスを壊し、屋上では消火器をまき散らします。デモには約5万人が集まり、学生らは、大学の授業料の上限を3倍に引き上げようとする政府・与党に抗議しました。
だそうです。
さすがフーリガンの本場!ではなく、これが普通です。
教育と外交に金を惜しむな!が国家財政の基本ですから。この二つは、安い投資で効果が絶大なので。
日本でも戦前、ヤクザまがいの右翼が政友会本部に殴りこみをかけて、どうみてもこちらが本職のような若手議員に撃退されるという事件がありました。
ちなみにその若手議員のお名前を河野一郎さんと申します。
しかし英国保守党、こんなので党本部が破壊されるのだったら、日本の自民党本部なんか50年間で5万回は爆破されてなければおかしいでしょうね。
民主党本部はここ2年で既に2千回くらい?
ついでに国会図書館の食堂からは社民党本部の看板が老眼鏡サイズで見えます。
「ご飯をおいしく食べるには、窓に背を向けましょう」と教えてくれる親切な方も居ました。
さらについでに、代々木の日本共産党本部の屋上は巨大リクリエーション施設です。
随分な労働者の味方だことだ。
尖閣問題、どんどん議論を複雑にする人が多いですが、最も大事なことは?
仙石官房長官問責決議!
これより優先する事項はありません。
日本の若者、5万人も集まれば、世の中一瞬で変わるのに。