表題、怪文書として回ってきたのだが、あんまりおもしろいので紹介。
中国からはカモと呼ばれ、
アメリカからはチキンと言われ、
ヨーロッパからはアホウドリと名前がつき、
国民からはサギと罵られ、
自分ではハトだと思っているらしいが、
実態は日本のガン!
他にも、色々と珍しいメールが届く日だった。
昨年「事業仕分け」任命直後にクビになって以来ひさしぶりのメルマガになりますが
ではじまるメルマガとか。
その昔、自民党と社会党の国対政治全盛期、平和なやりとりがあった。
田邊誠(社)「貴方はタカ派と言われているが、実際はどうなのか」
金丸信(自)「私はハト派、しかもメスバトでございます」
田邊誠(社)「ハトは凶暴な動物で、しかもオスバトよりメスバトの方が獰猛なのをご存知か」
与野党共に大爆笑だったらしい。
もともと猛禽類である筈の鳩が「平和の象徴」になった理由はよく分からないところがありますね。一説には、ノアの方舟伝説で洪水が引いたかどうかを確認するために鳩を飛ばしたところにその起源があるとも言われていますが。
鳥の話で思い出したのですが、神武天皇の東征神話で「神武天皇が熊野からヤタガラスに導かれて畿内に入った」という話がありますが、「なぜそんなありがたい話に、よりによって「カラス」が出てくるんだ?」という疑問があったのですが…
これは私の仮説ですが、ここにいうカラスとは「影(shadow)」のことではないか、と考えています。
神武天皇は大阪湾から畿内に入ろうとして失敗し、進路を変えて熊野灘から畿内を目指します。太陽が南中するときに、太陽を背にすると影の伸びる方向は真北。熊野から真北の方向にあるのは?そう、橿原神宮周辺です。
つまり、「カラスが神武天皇の進むべき道を案内した」というのは、「神武天皇の進む方向にご自身の影が伸びていた」ということを擬態化したものではないか、というのが私の仮説です。
これはあくまで仮説ですが、興味のある方は一度原典をご一読されることをお勧めします。個人的には日本書紀より古事記の方がドラマチックに書かれていると思いますのでので読みやすいと思います。