『総図解 よくわかる世界史』(新人物往来社)の解説シリーズです。
この章の「一味」は、バルカン戦争への拘り!ですね。本当はもっとビスマルク体制について書きたかったのですが。
よく読むと、「3B政策」はあったが、「3C政策」などなかった、とわかりますね。「政策」の定義にもよりますが。
実はあまりいわれないのだが、19世紀から一次大戦までのバルカン史って、セルビアとブルガリアの内ゲバが軸なのである。
ついでに、「紛議」は国際法用語です。いまだに国際連合憲章などで使用されている重要な概念です。「紛争」とも「戦争」とも違います。何気ない一語の使い方も、国際法を知っているのといないのでは違ってくるという事例として。
あと、全体的にイタリアを大国として数えていませんね。吉野作造などはハプスブルク帝国も大国には加えていませんでした。