政局弛緩と連立悪夢

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 民主党の皆さん、勝てる気はしていないだろうが、負ける気はもっとしていないだろう。あまりにも自民党がだらしないので。

 一部にはこれだけ逆風が吹いていれば民主単独過半数はありえないだろう、などという弛緩した空気も流れているようですね。しかし、日本人の税金を外国に垂れ流そうなどという高校授業料無料化とか子供手当とか、誰の賛成で成立したか。
 民主・社民の連立与党に加え、公明・共産ですね。
 つまり、選挙後に公明党の与党参加は前提で、あとは共産党が閣外協力にとどまるかどうかだけです。

 実質的には、

民主・社民・公明・共産連立政権

が夏にできる覚悟でなければならないでしょう?

 さあ、どうする?諦める?

 私は公明党さんや共産党さんには、どんどん民主党政府に擦り寄って欲しいと思う。できればとことん露骨に。
 日本人の良識派は結束するだろうし、民主党の良識派も耐えられなくなるだろう。例えば、公明党が与党入りすれば、自公連立で民主に寄ったはずの他の宗教団体が嫌がるだろうし。

 小沢幹事長が自民弱しと見て、二人区に二人擁立をしている方針について。
 普通に考えれば暴走ですね。でもこのままだとまぐれ当たりしそうですけど。不人気の自民が二人立てる必要はなく、みんなの党と選挙協力をすれば良いだけでしょう。党名が違う方が、票は集めやすいし。

 以上、正気になればわかるはずです。

 ところで、秋頃に人民元切り上げかなあ。
 そこでまともな統計などあるはずがない中国のバブルがはじけるとして、その前に日本人から巻き上げるだけ巻き上げようなどとされたらどうしましょう。
 この経済危機=デフレ&超就職難、もはや単なるゼニカネの問題の次元を超えているのはこの砦で何度も繰り返している通りです。
 今のうちに対策をしておかないと、取り返しがつかない。
 特に教育格差が固定化したら、日本は終わりですね。

 夏の参議院選挙後三ヶ月以内にリフレ!
 それができる政権の枠組みがなければならない。
 これなくして日本生存の条件は厳しいと見ているのだが、ご意見は如何に?

 以上、かなり話を端折っていますので、わからない人は気軽に質問してください。

「政局弛緩と連立悪夢」への0件のフィードバック

  1. 愛国か、売国か。今度の参議院選挙をそう位置づけたいですね。
    愛する日本だからこそ共産主義国家にしたい、
    まじめに共産党はそう考えているのか。
    それとも結局は国外勢力にただ国を売りたいだけなのか。
    池田大作はじめとする創価学会が、愛国者か売国奴か。
    政党の本当に目指す方向を有権者は、見極めるべきでしょうね。
    公明党は、衆議院選挙でどうして負けたのか、未だにわかっていないようですね。
    蝙蝠は、いつまでたっても獣の中にも、鳥の中にも入れてもらえない。
    八方美人を改めない限り、今回も見事に議席を減らすでしょうね。

    さて、最近アメリカは人民元の切り上げ圧力を強めていますね。
    アメリカ国内で、中国との貿易不均衡の解消のために
    為替制度の大きな見直しを中国に求める動きが活発化しています。
    10月に上海万博が閉幕する。11月にアメリカの中間選挙がある。
    秋ごろに大きな動きがあると考えるのが普通でしょうねえ。

    さて、そうなると普通に考えれば
    ドルの価値が落ち、人民元はもちろんのこと円が高くなってしまいます。
    円高が進むということは、日本経済はさらに打撃を受けるということです。
    これが見えているのに、日銀はいえ政府は放置するんですか?
    4月23日に財務大臣・中央銀行総裁会議がワシントンで開かれますが
    このときまでに何も打つ手を出さないのであれば・・・。
    若者は、今立ち上がらないと、切り捨てられるでしょうねえ。
    就職が決まっていない学生はまず日銀に訴えるべきではないかと。
    ちなみに日銀の給料はとてもいいので就職先にお勧めです。
    何もしなくてもあんだけいい給料をもらえるんですから。

    先生が記事に書いていた金子洋一先生のブログの中に書いてある。
    浜口宏一教授のメッセージが秀逸です。

    http://blog.guts-kaneko.com/2010/03/post_509.php

    これほど判りやすいメッセージはありません。
    こういう人が日銀総裁になればいいのに・・・。

  2. 教育格差といえば、小学校の理数教育が今の教師には負担が大きいという話をきいたことがあります。理数系の専門教師を配するのも底上げの方策だと思うのですが。

    かしわもち様
    >ドルの価値が落ち、人民元はもちろんのこと円が高くなってしまいます。
    であれば、今から円安だ円安だと騒いで一人漁夫の利をとろうとする輩も出てくるでしょうね。雑誌等の見出しが楽しみでもあります。

    まったくこの砦で教えられるものの一つに、情報を鵜呑みにするのではなく、その裏を読みとる事の重要性があります。

  3. 仙台さま

    >であれば、今から円安だ円安だと騒いで一人漁夫の利をとろうとする輩も出てくるでしょうね。雑誌等の見出しが楽しみでもあります。

    まさにその通りです。
    そしてそういうことを政策的に意図的に巻き起こすことが出来る人が、世界に何人かいるわけです。
    中国のバブルは、リーマンショックのような偶発的な破綻でなく
    意図的に調整してはじけさせるだろうと、私は読んでいます。
    オバマ大統領の近くにいるロビイストや、中国の一部の高級幹部は
    そしてその周りにいる人たちはやり方を間違えなければ、
    いつどのような形で為替などが動くかを、想定、いえ決定できます。
    そしてこの機会にしっかり儲ける。
    肝心のグリーンスパンやバーナンキみたいな人は何も知らされずに、
    場合によっては、スケープゴートにされてしまうでしょうね。

    911の直後にドルを売りまくって大もうけしたジョージ・ソロスの動きは
    注目ですが、この人は一瞬で反応するタイプなので、事前には読めません。
    普段はとんちんかん、ときどき冴えるジム・ロジャースの発言などを
    チェックすると面白いです。
    FXをやっている方は、もとから敏感な人が多いと思いますが、
    今年はいつもよりさらに機敏に反応するべきでしょう。

    再度申し上げますが、為替の動きに対して反応が鈍い政府と日銀を、
    もっと国民が、特に若者ががんがん突き上げ追い詰めるべきです。
    評論家にしかなれない日銀総裁や理事は不要です。

    小競り合いではありますが、郵貯の上限引き上げに対して
    早速アメリカとEUが共同してWTO違反だと、抗議してきました。
    倉山先生の言うとおり、カネを巻き上げようとしている米中
    それを利用しようとしているヨーロッパの動きに対し
    侮るなよとしっかり示さないと
    まず真っ先にカモにされるのは、日本になると思いますよ。

  4. > 円安

    順調に値を下げてますねw
    参議院選挙でどういう結果になろうと、おそらくもう遅いでしょう。
    それでもできるだけのことはせねばなりませんが。

    ところで、
    日本の金が巻き上げられるとか、日本がカモにされるというのは、
    言い方が間違っているんじゃないですか?

    日本人は国際犯罪組織の手先たる民主党に政権を与えたんです。
    国際犯罪組織と戦う世界中の国々が敵の資金源や根拠地を締め上げ、
    そのついでにそんなのに政権を与えた国の国民に罰を与えるのは、
    当たり前すぎるほど当たり前でしょ。
    この状況から、他国を日本がカモにする者と見なし、
    ただひたすら日本生き残りのために頑張り続けるのは、
    最悪の結果を引き寄せかねません。

    できるだけ早く第二回「一億総懺悔」までこぎつけるには、
    みたいなことを考えなきゃいけない段階に入っちゃってるということです。
    衆院選以後ね。
    政府と日銀を追い詰めなきゃいけなかったのは、
    もっとずっと前のタイミングだったんですよ。
    失われたウン十年とかのんきに言っていられた頃ですね。

    我が身の不甲斐なさを感じざるを得ませんが…これが現実でしょ。

  5. 一つ訂正します。

    × 他国を日本がカモにする者と見なし
    ○ 他国を日本をカモにする者と見なし

  6. かしわもち様
    >中国のバブルは、リーマンショックのような偶発的な破綻でなく
    間違いなくそうなるとおもいます。これができる、やってしまうのが中国の強みというか恐ろしいところだろうと思います。

    >郵貯の上限引き上げに対して
    郵貯銀行に関しては、民間銀行の真似をしてどうする?という感があります。貯蓄銀行について、再評価してもいいのではないかと。

  7. >仙台竜三さん
    >教育格差といえば、小学校の理数教育が今の教師には負担が大きいという話をきいたことがあります。理数系の専門教師を配するのも底上げの方策だと思うのですが。

    小学校の先生の不足及び小学校教育の質の向上を図る簡単な方法は、2点あると考えています。

    1 専門科目の先生を高学年になったら配置する。不可能なら教科主任という形で専門科の先生を配置する。

    2 教科書の無償制を維持するとしても教科書はもっと分厚して高学年からのお下がりも選択可能にする。

    1なんですが東京都の教育状況を考えるとこれがベストだと思うんです。

    東京都では小学校採用試験が2倍前後を推移しており短大卒でも教員にはなれます。

    そのせいか小学校の先生の科目知識が落ちているといわれる状況になっています。新聞でも理科を教えられない先生も増えていますし。

    それに教員業界では2倍程度の倍率は事実上の定員割れに等しいと言われているようです。

    小学校教諭の仕事の性質上は教科教養よりも生徒とのコミュニケーションスキルであるとか教育心理などの教職教養が重視されます。教師としての資質の方が重要視されるのです。教師としての資質の方が教師としての科目の知識よりも重んじられるのです。

    定員割れに等しく科目に関する知識がそこまで問われなくなると、科目の知識の状況は酷くなりますね。

    全国学力テストなんか見れば一目瞭然ですがトップクラスの県は教員採用試験の倍率が非常に高いのも要因なんです。トップクラスの県はそもそも教養やら知識に欠けた人は教師になれないんです。(日教組が強すぎる沖縄は例外ですが…)

    小学校高学年にでもなったら専門科目の先生につけても僕はいいと思うんです。理科にしても社会科にしても別に小中高と一貫性はありますし。それに和田秀樹さんもおっしゃっていますが、中高での学力の伸びが著しい人はいかに小学校において科目に対して興味関心を抱けたかが重要かであるとのこと。

    ならいっそう、専門科目の先生に習わせて興味を持った子には高校レベルのことを自主的に習わせたりすれば面白いですし。

    そもそもなんで小学校の先生が全科目を見なくてはならないという根拠は、小学生が心身が未発達だから親代わりで面倒を見なくてはならないという部分なんです。

    でもそれはあくまで低学年までの話。

    クラブ活動で他の顧問で良くて専門科目はダメな理由はないですからね。

    それに中高の先生はそこそこ倍率は高いのでそこから人材を連れてくることもできますし。ポスドクやら活かしきれていない人材の活用もいいかもしれません。

    そうすれば学力向上と教員不足の解消になりますからね。

    2 教科書改革。

    教科書は今後も無償で手に入る状況はいいと思うが新品の教科書は有料化していいと思う。

    なぜか?

    今の教科書はあまりに内容が薄いからである。

    高校の教科書ですら目が当てられないぐらい中身が薄いのである。

    歴史の教科書なら無味乾燥な文章で指導要領の教えるべき項目をいかにもそのまんま文章化したような代物。(それも歴史モノで有名な山●ですらである)

    1970年代の高校の歴史教科書を見たことがある。(もしかしたら資料集かも)今の大学の教科書よりはるかに内容が濃いのである。

    「帝国主義時代」章があって読んだのだが、

    『帝国という現象は古代ローマよりあり、征服し同質化するという現象はあった…だが19世紀の現象は違うのである…レーニンは『帝国主義論』で『資本主義の最高段階として見られる現象であり…』と述べている…。」

    でありますとか、

    「今日における商業経済の発展とモンゴル帝国やローマ帝国での商業の発達は全く性質は異なるのである。シルクロードでの商取引が盛んになったりしたところでローマの生活様式や漢の生活様式が一変することはなかったが…。」

    というような中身のことを盛りだくさんに書いていたのである。(正確な内容は覚えておらずすいません。

    こういうテキストで大学レベルのことをふんだんに扱いこれで教科書を読めばたぶん現代の大学院の修士1年生をはるかにしのぐ知識を得るだけの中身をやっていたのである。

    このことを指摘しただけでも学力低下は進んでいると思う。

    昔は教科書は有料だったことも関係しテキストも凝ったものを使うことができたのである。

    無償で生徒に配布しなければならないので質の悪いものを大量に配布するということが起きるのである。

    だからこそ教科書の質を高める為に新品の有料化とお下がりを使用するという考え方を持つべきである。

    知的好奇心を与えられる質が高く内容の濃い教科書を使えるようにするのも必要な教育改革の一つである。

    1、2の改革をやるためには指導要領の改訂やら授業時間数増は絶対に必要である。

  8. >dodo様
    コモンカズキ曰く「あきらめるな!」(@ウルトラマンネクサス)

  9. >日本人は国際犯罪組織の手先たる民主党に政権を与えたんです。
    国際犯罪組織と戦う世界中の国々が敵の資金源や根拠地を締め上げ、
    そのついでにそんなのに政権を与えた国の国民に罰を与えるのは、
    当たり前すぎるほど当たり前でしょ。
    この状況から、他国を日本がカモにする者と見なし、
    ただひたすら日本生き残りのために頑張り続けるのは、
    最悪の結果を引き寄せかねません。

    できるだけ早く第二回「一億総懺悔」までこぎつけるには、
    みたいなことを考えなきゃいけない段階に入っちゃってるということです。
    衆院選以後ね。
    政府と日銀を追い詰めなきゃいけなかったのは、
    もっとずっと前のタイミングだったんですよ。
    失われたウン十年とかのんきに言っていられた頃ですね。

    我が身の不甲斐なさを感じざるを得ませんが…これが現実でしょ。

    一億総懺悔をすれば良くなるのでしょうか?dodoさんのおっしゃる通りに最悪の結果では日本はなくなっていますから。

    なくなってしまえばいいというのがdodoさんの主張になります。

    それでいいのしょうか?

    日本はなくなってしまえっていうことですね。

  10. > シバッティさん
    > 一億総懺悔をすれば良くなるのでしょうか?

    いいえ、最悪を回避できるだけですが、
    それで良くならないからと言って、それが何か?

    シバッティさんのおっしゃる「日本」とは一体どんなものなんですか?
    すんませんっつってやり直そうというだけでなくなっちゃうような、
    はかない何かなんでしょうか?
    私は日本はそう簡単になくなるものじゃあない、と思いますけどね。

    こらえ性のない人間は、良かれと思って最悪を選択し、国家を危機に導く。
    近代日本のパターンでしょ。
    いい加減に学習したらいかがです?

  11. > 叔父さんの息子さん

    これがあきらめているように見えるほうがおかしいでしょ。
    決戦で負けたんだから篭城戦だね。
    援軍来るまで持ちこたえよう。
    そう言ってるだけです。

    ひょっとして、
    子ども手当法という名のマフィア向けバラマキ法が公布されたのを見てもまだ、
    民主党が国際犯罪組織の手先だと認識なさっていない方、多かったりします?

  12. >シバッティ様
    引用が長すぎて、何を議論してるのかよく分からないのですが…ここでの「1億総懺悔」というのは単なる一例であって、主要論点と言えるようなものではないと思います。dodo様の意見が厭世的であることに反論するのは良いとしても、もう少し要点を衝いたほうが良いのでは?

    >dodo様
    民主党政権を犯罪組織呼ばわりするのもどうかと思いますが、それ以前に、相手が何者であろうと、自国の政権がどのような状況であろうと、自国(政府ではありません)にこそ正義があると断固主張するのが主権国家としての常識です。犯罪組織が政権を取るような国は他国に対して何も言えないとすれば、イタリアなんてとっくに滅ぼされてます。
    政府の存在自体が国益を損ねるならば、そんな政府を解任するシステムは整備されている訳ですし、かつては政府自体を解体した例もあります。

    「現実」に向き合う姿勢は良いことだと思いますが、やるべきことはそこであきらめることではなく、「そのような現実にあっても、如何にして我が方にこそ正義があることを理論的に構築するか」です。
    外交は「平和的手段による戦争」です。考えることを放棄するのは、武器を捨てるのと全く同じことだということを理解すべきです。

  13. 久々にレスします。
    今、人に配慮できる精神状態ではないのでお気に触ったらすいません。

    >かしわもち様
    参議院選挙が愛国か売国、経済問題に限らずすべての争点がそうだと思います。早く、愛国の受け皿ができないと。「船中八策」を政策に掲げて戦う政党が出ないかなあ。

    >仙台様
    教員採用試験を経ていないけど優秀なオーバードクターが溢れているのですから、活用しない手はないですね。

    >dodo様
    「国際犯罪組織=中国共産党と朝鮮労働党」は明らかですね。

    >シバッティ様
    ここだけの話、教科書を書いていまーす。
    近日告知!
    営業・宣伝でした。笑

    >叔父さんの息子様
    dodo様の議論をわたくしが理解するに、そのような「政府を解体する能力が無い時にどうするか」が争点だと思います。
    私は、今年の参議院選挙・来年の統一地方選挙・三年以内の衆議院選挙のすべてに勝たないと駄目だという認識でいますけど。

    この場合、
    「勝利=拒否権を行使できる≠指導力を発揮できる」
    が私の定義です。

    といっても、経済問題にしろ教育問題にしろ、取り返しがつかないことになる事態だけは避けなければならないという認識ですが。
    最近の私の時事問題への記事はすべてその問題意識でいます。

  14. 教育格差、これはある種の棄民政策かもしれません。日本の人口はすでにこの国土に見合わないものになっていることは間違いありません。とはいえ労働人口が減れば税収は減ります。高学歴者のみにすれば収入はそこそこに維持できるでしょうから、それも一つの政策かもしれません。低学歴者はすでにこの日本では生活が困難になってきています。これらは国外に流出してゆくしかなくなるでしょう。国としては、彼らを支える必要がなくなりますから、税収を期待できない層の生活保障を徹底的に削ることができます。その上で必要な肉体労働については、彼らや外国人を一時的な就労で賄うことになるのでしょう。
    非情な話ではありますが、このままでは日本はますます没落してゆきます。一つの方向性として考える価値はあるでしょう。あるいは避けられない現実かもしれません。

  15. シバッティさん

    おはようございます。藤沢です。
    小学校における専門科目の先生の配置と、教科書の有料化は私も賛成です。
    子どもの興味への対応と先生の負担軽減の一石二鳥を期待しても良いのではと思われます。

    教科書の有料化は、価格がポイントだとは思われますが、教科書の質的向上と国民の関心を高める効果は期待して良いのではと思っています。
    基本的にタダのものには価値が無い(薄い)という感覚・考え方はすごく正しいと思っています。

    このサイトでは必然的に社会科の教科書の話になりますが、他の科目についてもきちんと大人の目線でみんなで目を通すべきだと思います。
    (※※余談ですが、円周率の指導も、大切なのは3か3.14なのかなどという事ではなく、昔の人がどのようにしてそれを求めようとしたのかを知る事だと思っています。)

    山なんとか社の歴史教科書についてのご指摘も同感です。確かに読んでてつまらないですね。しかもところどころ内容的にあやしいし。私は以前この会社と日教組の関係を疑いましたが、今も気持ちは変わりません(1月9日参照)。何はともあれ、この会社を一度表に引きずり出して見たいと思っています。

    私事で恐縮ですが、3/27のレスに、飛び級提案の私見を記載させて頂きました。ご意見・ご感想を頂ければ嬉しく思います。

    >倉山さん(仙台さん)
    いつもお世話になります。藤沢です。
    今日のレス、dodoさんの話と教育の話がクロスしてしまっていると思います。今後の展開次第だとは思われますが、必要な時は交通整理をお願い出来ればと思います。

    それではまた。

    (※※以前の東大入試で、円周率は3.05より大きい事を証明せよという問題が出された事があります。私は文系ですので、式の詳細は不明ですが(とほほ)、大切なのは正三角形を作っていくその方法だと思います。好きな方はどうぞ。)
    http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/inquiry/inquiry001.htm

  16. シバッティ様
    平成初期より教育課程がばさばさと薄くなりましたから、当然教科書の中身も薄くはなるのだろうと思います。しかしその例でいうのなら、共通一次直前の教科書をあたるべきです。この時期が量的には一番濃かった時期です。
    また、歴史教科書に関していえば、新しいものが駄目かというとそうは言いきれないはずです。考古学的、文献学的な新発見というものがありますしね。

    藤沢様
    教育問題に関するものは3/27の日記にいったん移行しましょう。

  17. > 叔父さんの息子さん

    ええ、ですから、
    自国の正義をもって自国のろくでもない政権を討たねばならぬのが基本ですよ。
    しかし外国の力を一切借りずに100%自力でそれができるかというと
    それも無理、という段階に既に入ったと私は見ているわけです。

    日本はイタリアごときちっぽけな国じゃないんですね。
    でかい国なんです。
    そのでかい国が国際犯罪組織に乗っ取っられたんですから、
    諸外国も放置しておくことはできません。
    彼らは自国の正義をもって自国のろくでもない政権を討とうとする勢力に
    力を貸してくれるでしょう。
    でも一旦こうなった以上、ペナルティは払わされますよ。
    大きすぎるペナルティは拒否しなければならなりませんが、
    払うこと自体はやむを得ないでしょう。
    このあたり、
    微妙なダメージコントロールを行いながら着地しないと、
    日本は果てしなくひどいことになります。

    やはり国際犯罪組織の手先たるマスコミやネット上の反日メディアは、
    ダメージコントロールを邪魔するために右から左から煽ってきますよ。
    こらえ性が大事です。
    歴史を見れば、
    不平等条約を受け入れて独立を守った例もあれば、
    桂・ハリマン協定を破棄して日米対決路線が確定しちゃった例もある。
    よ〜く調べてよ〜く考えることですな。

    > 倉山さん
    > 「政府を解体する能力が無い時にどうするか」が争点

    おっしゃるとおりです。

    ちなみに、日本の民主党=国際犯罪組織は朝鮮半島筋とはベタベタですが、
    中共との関係で言うと、少なくとも北京とは味方ではないらしいです。
    とは言え中共は日本とも味方でないので警戒は当然必要なんですけど、
    中共へ中共へとそちらばかりに目を向けさせるのも敵の情報工作でして、
    本当にヤバいほうの敵は中共ともずっと敵対してきた、旧ソ連関係の勢力です。
    既によく知られている通り、
    彼らは国連やら環境系市民団体やらにすっかり入り込んでいますし、
    日本で言えば鳩山家なんてまさにそのものじゃないですか。

  18. 毎回、コメントの多彩さに感心しています。今日の、倉山先生の「認識」と「勝利の定義」を踏まえ勝利ののために、現状も見て下さい。
    4月1日は大切な新年度初め、その日に衆議院は会議なし、参議院は2委員会が短時間だけでした。開会中ですが国会および国会議員の使命は?基幹の論議もなく、バラマキノ予算が成立したからと安心したのでしょうか。ニュースになるのは、夏の参議院選挙区事情とかボタンの押し間違え、郵政問題、離党だの選挙向けのものです。参議院選まで時間は迫っています。皆様のような経済論教育論など大所高所からの論議の合間に、現実にも目を向け行動してください。意外な発想もあるかも知れません。負ける訳にはいかないのですから。又、幼稚なことを言ってしまいました。お許しください。生島

  19. 生島様
    かつてとある社会問題に関わったことがありますが、その時みな一様に机上の空論と論争に陥り、実行動が疎かになったことがありました。ご指摘の件、自戒の意味も含め肝に銘じたいと思います。ありがとうございました。

  20. >dodo様
    具体的に「国際犯罪」とは、何を指しておられるんでしょうか。「犯罪」というからには、刑法または特別刑法の構成要件に該当していなければ成立しませんが、少なくとも民主党がやってきたことには「道義的に」責められるべきことはあっても、刑法に該当するようなことは思いつかないのですが…
    確かに、日本の近隣に犯罪国家は存在しますし、そういう国に媚びへつらう政治家連中が道義的に責められるべきものであることはそのとおりだと思いますが、そういう連中の行為を見ても「意図的に(ここ重要。「意図的に」でなければ故意犯は成立しません)」かの国の犯罪に協力した、というわけではありません。まぁ結果的にそうなってるとは私も思いますが、せいぜい過失犯でしょう。しかし残念ながら、利敵行為は確信犯なので、「過失利敵行為」という概念は存在しないのです。利敵行為が現行刑法で削除されてるのも問題だとは思いますが。
    「外患誘致」という気もしないでもないですが(私もよく例えで「外患誘致」という言葉を使ってますが)、これも「武力を行使するに至らせた」という構成要件に該当しているとも思えませんし、そこまでの「確信」が彼らにあるかも疑問です。

    結局、こうしてみると、彼らは「犯罪者」なのではなく、単に無能なのだろうと思います。こういうと「そこまでしないと犯罪って成立しないのか。刑法って無力だな」と思うかもしれませんが、これは刑法という法律の性質に基づく宿命です。これはたいがいの刑法総論の解説書には冒頭に書かれています。前田雅英先生も「刑法は劇薬」と解説してるぐらいですし。

    そうすると、結局のところ政治家の無能を裁くのは国民が参政権の行使を通じて他になく、またそれこそが常道であると思います。

    そもそも、日本国民って確かに雰囲気に乗せられやすいところはあるだろうと思いますが、政治家の無能を見抜く力もないほど愚かでしょうか?政府を解体する(といっても、あくまで正当な参政権の行使による穏健な変革であって、革命までは意識する必要はないと思いますが)能力が国民にないと言えるでしょうか?もしそうならば、その証拠は何でしょうか?
    昨年の民主党大勝利は証拠にはならないでしょう。そもそも民主党がどういう政党か国民は詳しく知らなかったわけですし、それ以上に自民党が不甲斐ない状態で選択肢が少なすぎたわけですから。まして1回だけの大勝利ですべてを判断するのは無理があります。
    まして外国の力に頼るとするならば、それはどこですか?まずアメリカではあり得ません。「日米安保は米国の国益のために維持している」というのは、米国政府の常識です。米軍はウルトラ兄弟でもエメラルド星人でもないのです。親日国家は世界にいくらでもありますが、わざわざ日本の内政に首を突っ込む余裕などない国ばかりです。

    そうすると、日本国民に代わって政府を打倒してくれる国などない、それ以前にそこまでしてもらう必要もなく、日本国民は政府のあり方を決める能力ぐらいある、と言うべきではないかと思います。

    >イタリアごときちっぽけな国
    イタリアは第1回サミット参加国ですし、日本にはない軍隊もあります。EU内での発言力もそこそこあります。決して小国ではありません。
    日本には軍隊はありません。自衛隊が軍隊でないことは、阪神大震災の際の司令官が「私たちは命令がないと動けないんです」と泣き崩れていたことで証明されています。「自衛隊は軍隊ではない」という政府見解も、あながち間違ってはいないのです。
    日本には軍事力はありません。資源もありません。海外領土もありません。食料自給率は先進国中最低です(デパートの冷蔵庫を見れば、その実態がよく分かります)。あるのは経済力と労働力と知力だけです。普通ならばこんな国は大国とはみなされません。「日本は大国」とは、一概には言えないのではないでしょうか。

    >桂・ハリマン協定
    この協定に対しては評価が分かれてますね。
    「協定を破棄した(原因)から、日米対立が決定的となった(結果)」というのは渡部昇一先生の説が有名ですが、これに対しては「英国と日本を追い落としたかった(原因)から、第1次大戦の戦後処理にかこつけて協定を破棄させた(結果)」という有力な反論もあります。この辺はいずれも通説と言えるほどの地位を確立していないので即断はできませんが(まぁ通説ってウソばっかりなので臆することなく反論すべきだと思いますけどね。憲法通説なんてウソばっかだしw)、ウィルソン大統領が残した負の遺産として調べてみる価値はあると思います。私は専門外なので何とも言えないのですが。

    まぁ、せっかくですのでいろいろと書いてみましたが、こういうときはちょっと肩の力を抜いて、近所のツタヤで「ウルトラマンA」第7巻を借りてみることをお勧めします。竜隊長が隊員を怒鳴りつけたときや、山中隊員がヒッポリト星人に倒されたAを目の当たりにしたときの悲壮なセリフは、胸を打つものがあります。ちょっと引用してみます。
    「バカもん!君たちはそれでもTACの隊員か!」(竜隊長)
    「(理由や根拠などどうでもいい。とにかく)勝つんだ!」(山中隊員)

  21. >私も以前、大学院の友人から
    「昔、京大の文系数学で、円周率πが3以上3.5以下であることを証明せよ」という問題が出た」という話を聞いたことがあります。
    これ、3以上であることは私も分かったのですが、3.5以下ということはよく分かりませんでした。
    π>3というのは
    1.円周率とは、直径に対する円周の倍率である。
    2.円に内接する正六角形を想定する。
    3.正六角形は6個の正三角形の集合体である。つまり一辺と中心を通る対角線の長さの比率は1:2である。
    …という前提で、解けると思います。

    π<3.5というのは分かりません。誰か証明してください。

    >dodo様
    ひとつ言い忘れましたが、ウルトラマンAのDVDを借りた際、
    「スキップできるからと言ってタイトルロゴとOPをスキップするなどという、無粋なこと」はしないで下さい。
    星空を裂く赤い光とともに壮大なファンファーレで「ウルトラマンA」の文字が現れるタイトルロゴでこれから始まるストーリーに心を躍らし、重厚なイントロで始まる主題歌で気分を最高潮に高揚させてから本編に入る…これが特撮番組視聴の際の基本です!

  22. >叔父さんの息子さん

    こんばんは。藤沢です。
    先日は有難うございました。
    私は数式の詳しい知識は無いのと、上記問題の与えられた条件が不明ですので、分かる範囲で回答します。間違っていましたらすみません。

    問題の趣旨としては、円に外接する正多角形を作成して、その長さがπ(パイ)<3.5になれば良いものと思われます。三角関数表を見る限り、正八角形でいけそうに思われます。実際には基礎解析のsin、cos、tanの公式を使っていく形だと思います。
    http://www.bekkoame.ne.jp/~pyonpyon/math/smap05.html

    ※ただし厳密には、円に外接する正多角形の外周が円周より大きい事を証明する必要があり、直感的には例えそうでも、本気でやら無くてはいけない場合結構厄介そうです。(入試ならば多分これも与件になっていると思われます)。

    本題とは関係ありませんが、気になりましたので述べさせて下さい。
    私がこの話を取り上げた理由は、教育における物の考え方の一例としてという意味でした。単に数学の問題をこの場で質問するのは多少疑問に思います。
    また、たずねるにしましても、その前段階が大切だと思います。周りの人がフォローしやすくなるという意味においても、ご自身でここまではやりました的な部分がこういう場合は大切だと思うのです。

    軽い話や余談を否定するものではありませんが、切り出し方(場の状況)やたずね方というものもあるかと思われますので、その点ご留意頂ければ周りの人も助かるかと思われます。

    スルーすべきかどうか迷いましたが、これもまたこの砦ならではの会話だとも思いましたので、記載させて頂きました。
    また今後とも、宜しくお願い申し上げます。

  23. 円周率は、円に内接する多角形から求めていくというのが最初のとっかかりだったので、解法としてはそうなるんだろうと思います。
    で、円周率についてはホッブズがとんでもない勘違いをやらかしたというのですが、あっいやらしい問題を。
    「ホッブズが円積率の解とした式が誤っていることを証明せよ。またなぜホッブズがこの過ちを犯したか、彼の経歴を元に800字以上で論述せよ。なお和文と英文両方での回答を要する」

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