こういう時に大事なこと

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 仙台はじめ被災地の皆さん、お見舞い申し上げます。一日も早く日常に復帰できるよう、同胞として祈りつつ可能な限りの支援をいたしたいと思います。

 天災などの被害にあった場合は、とにかくできる限り日常に戻る。特に被害が無い人が慌てたりしない、ということです。(とはいうもののいつもの砦記事のようなものを書く気にはならないのですが)

 ウチは山奥の盆地で被害が無いに等しいのですが、おにぎりとサンドイッチがコンビニから消えてました。こういう勝手にパニックを起こされるのが一番困る。噂を聞いて確認してみたら、横のビスケットなどの保存食はいつも通り。賞味期限が極端に短いものを今更買い占めてどうするのだろう。

 電話と違ってネットは繋がっているし、特にツイッターのおかげで助かっていると言う話は聞くのですが、しかしコンビニの棚を見るにつけて大丈夫かなと思ってしまう。日頃から準備していればこうはならないのに。

 スイスでは各家庭に『民間防衛』(原書房から翻訳あり)を配布しているので、その通りに行動すれば良いのでパニックは起きません。例えば、地震の時に家の中と外、どちらにいるべきか、など。民家と高層ビルでも違いますし。

 こういう時だからあえて実名であげると、その昔とある場所で、志方俊之さんに「先生は都政に発言できる立場なのですから『民間防衛』を都民全員に配布するようにしてください」と直訴したら一笑に付されたことがあります。

 今度の統一地方選挙の候補者の方々、この本を住民に無料配布することを公約されては如何でしょう。ツイッターだっていつ繋がらなくなるかもしれませんが、各家庭に職場に一冊ずつあれば、何をすれば良いか、何をしてはいけないか(こちらの方が重要)がわかりますし。

 ということで、しばらくこの本でいますぐ役に立ちそうなことをアップしていきます。

 しかし仙台の方々、19日に本当にやる気なのはすごいとして、本当にできるのかどうかはかなりあやしい情勢ですね。しばし様子見。あと、知り合い全員の安否が確認できた訳でもないので。

 ちなみに今日は同僚の先生たちとのお茶会の予定で、最初「断固完遂」とか電話があったときはびっくり。さすがに中止になりましたけど。

  こういう時は「頼りが無いのは良い知らせ」にならないので、どころか「便りが無いのは死んだも同然」なので、面倒がらずに返事しましょう。といいつつ、書き込み方がわからない普段回ってくるメルリスとかは困っているのですが。まあ、私の場合、この砦があるのであれですけど。

 しかし帰宅難民にもならず、申し訳ないほど平穏に暮らしております。昭和20年8月にモンゴルにいたような心境です。