死語を二つ

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その一 桃栗三年柿八年、総理大臣十五年

 衆議院に当選を五回以上して、大臣になって十五年くらい経験を積んで、はじめて総理大臣になれるという意味です。衆議院初当選からだと三十年くらいですね。最近はなってしまう人が多すぎて、死語ですね。

 小泉内閣時代は、「当選三回したら大臣になれるし、後は実力次第!」という良い意味になりましたが。

 今の民主党の年功序列とか幹部専制、ひどすぎます。民主党の価値がないのでは?

 

その二 歌手一年、総理二年の使い捨て

 三角大福と呼ばれる四人の実力者が足の引っ張り合いをして、みんな二年くらいで内閣が潰れたことを、中堅代議士だった竹下登がおちょくって言った言葉。ついでに、田中角栄に謀反をする時、「これは十年前の歌です」とわざわざ前置きをしてから「十年たったら竹下さん」と謳ったとか。

 歌手の方はともかく、「総理も一年」になって久しいですなあ。

 菅さんはいつまでやる気なのだろうか。輿石東(コウセキトウ)が退陣論を抑えているのが気になる限りです。