重版御礼(10)―完・それはさておき拉致問題!

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 月に一度の不眠症解消番組こと『朝まで生テレビ』で高野孟氏が非常に正しいことを言っていた。「小沢さんには何の力も無い。だから支持できない」と。ごもっとも。
そこへ司会の田原さんが鋭いツッコミ。「8ヶ月で政権を潰すのが好きなんだ」

 もし自民党がまともなら、そろそろ政権交代?

 しかし、この期に及んでまともな政策を訴えられないって、小沢さん致命的だわね(青木幹雄調)。菅内閣これだけ失政しているんだから、「俺ならこうやる!」って言えば、世論の支持なんて簡単に上がるのに。

 日本に残された猶予はあと三年。
 いよいよ、白川方明は討伐されるべきである!
 その先に羽毛田信吾の討伐がある!
 とにもかくにも拉致問題は解決されなければならない。

とか、小沢さんのためにあるような言葉では?
 口下手な政治家、言うべきときに言わない政治家はダメです。
 まあどさくさに紛れて「脱仙谷」の話になっているのは面白いですが。誰が台本を書いているのだろう?

本日も南君のつぶやき
http://twitter.com/nantatu

10.『新国際社会』では冷戦の終結と新しい対立をわかりやすく解説している。
また、時代の象徴として昭和天皇崩御にもページを割いている。
そして、日本の現代史は平成14年9月17日の小泉訪朝に始まると結論づけている。

 急遽、私が担当することになった章です。
 最後の同時多発テロの本文、ほとんど拉致問題ですけど。笑
 これを書かずに、日本現代史が語れますか、という話です。
 あと、内政の話をタイトルと無関係に盛り込みました。日本史の本ですし。
 平成史って評価が定まっていないので、山川系の教科書では書けないのでこれでもかと盛り込みました。

ということで南君ありがとう。このシリーズ、最短で完。

『総図解 よくわかる日本の近現代史』

(新人物往来社、税込1470円)

好評発売中です。

「重版御礼(10)―完・それはさておき拉致問題!」への0件のフィードバック

  1. 輿石の名前が急に出てきたのも不自然ですねえ。

    いずれにせよ若手気鋭の執筆陣の文章には脱帽の思いですね。

  2. 倉山さん
    こんばんは。藤沢です。
    シリーズの完結、おめでとうございます。

    こんなにスムーズに終了まで行くのもめ・・・・、め、めでたいですよね!
    まだまだ暑いですので、体調にはご留意下さい。

    この章では、ベルリンの壁崩壊の項が面白かったです。表面に出てくる出来事の裏側には、水面下の行動が対応していて、決して自然現象では無いという事を改めて感じました。
    また、この章全体を通して、個々の事象に対する価値判断も思い切った明快さで面白かったです。
    これからも折にふれて感想と質問は記載していきたいと思いますので、また宜しくお願いします。お疲れ様でした。
    (※参考資料:去年の6月29日「初回挨拶 その2」)

  3. 拙い「つぶやき」で失礼致しました。最大140文字という短い文で「総図解よくわかる日本の近現代史」の魅力が伝わっていれば、幸いでございます。
    重版分が近日にも書店に並ぶそうですね。品薄状態が解消され、多くの方に手をとってもらい、購入につながればよいですね。私もまだ購入していない人に推薦しておきます。

  4. 倉山先生
    夕べは「今こそ語ろう西郷隆盛」でウチの主人がお会いできたそうで。
    お世話になりました。大変感銘しておりました。
    本日の会は所用がありまして残念なら伺えませんが、
    またの機会に私も一緒に講演を拝聴しに参りたいと思います。
    今後とも宜しく御願致しますm(__)m

  5. いや、「総図解 よくわかる日本の近現代史」重版御礼シリーズとともに読み返していましたが非常によかったです。
    特に幕末〜戦前にかけての各項ではよくわかってなかった真事実を知ることができて本当にためになりました!
    竹田先生の皇室コラムや、先生の世界の政治家コラムも分かりやすく教科書には詳しく書かれない人物についても知ることができました。

    この項で印象に残ったのはやはりバブル経済や昭和天皇崩御でしょうか。なにせまだ生まれる前の話なので
    実感が湧かなかったり、あまりちゃんとした話を聞いたことがなかったので(特に昭和天皇崩御)知ることができ、よかったと思います。
    拉致については、小泉訪朝からもう少しで8年、拉致問題は解決すべきものとしてやはり国民・国家が動き出さなくてはなりません。

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