ここ数日、難しい仕事を抱えていましたので更新が滞っていました。すみません。
さて、本日『正論』2月号発売です。表紙に私の名前があるので間違えないと思いますけど、時々地方の方だと発売日が遅れて前の号を買ってしまい・・・という声も聞きますので。
明治帝を支えた宮内官僚の真骨頂
お読みくださいましたら幸いです。
さて、26日土曜日、つまり明日は帝国憲法講義です。「内閣と官僚と枢密院」ということですので、現在の問題にかなり時間を割こうと思っています。
あと、藤沢様のリクエスト(?)の日英同盟ですが、やりたくて仕方がないネタではあります。ただこのネタの渋滞では。。。泣
正論読みました。宮内庁長官、政治的に重責なのですね。
適当に官僚やって来て天下り先として小手先の心構えで出来るような役職では
ない、と思いました。だから、習近平も会いたい、と懇願してきたわけですよね。国外の方が天皇陛下の政治的な重要性をよく理解しているという事でしょうか?マスコミは余程天皇陛下と政治の関りを無視したいのか、政治利用、というタームで非難しますよね。徳大寺実則は明治天皇の学生時代の友人と聞きますが、平成の世の宮内庁長官はどのように任官すべきですか?
禿げ田氏の名前が下記の名簿に出ています。
http://www.rondan.co.jp/html/news/roran/
倉山さん
こんばんは。藤沢秀行です。
早速買って読みました。面白かったです。
紙面の関係か、「えっ?もう終わり?」という感じでした。
もう2ページあればもっと良かったのにと思いました。
まあ、絆の部分はこのサイトでも出来ますしね。でも、本文のエピソードも良かったです。
個人的には、本線からはそれますが、英国の立憲君主制への言及が興味深かったです。W・バショットが掲げた三つの権利、これ、素通りしがちですが法的にも政治(思想)的にもものすごく重要だと思いますよね(ネタバレになるのも嫌ですので、ここで止めておきます)。
日英同盟については、取り急ぎということではありませんが、お察しの通り、タイムリーな意味はあると思っています。アマチュアの私が見ても、日英同盟の解消を企んだのはアメリカであるように、中国の立場から見ればまずは日米同盟(日米安保条約)の解消を企むのが普通だと思うのです。
その点では、普天間飛行場の問題は、それだけで総選挙をやり直してもおかしくないテーマだと思っています。個人的には、あれ(基地)は沖縄にあるから意味があるのであって、県外、ましてや国外では意味がないと思います。
長くなってきましたので、終わりにさせて下さい。
大変だとは思われますが、明日も頑張ってください!
それではまた。
本日、阿倍野区のユーゴー書店で購入しました。私が発売日当日に本を買うのは結構珍しいことなのですが…
私が特に注目したのは「官僚の定義」ですね。確かに最近の官僚(というより、昔からこんなものだったのかなぁ、という気がしないでもない。徳大寺翁が特殊なだけで^^;)って、縄張り争いと天下りにしか興味がないようにしか思えないのですがね。風越クンは天下りしなかっただけ、まだマシかもしれませんけど。
他に興味深いのは児島惟謙翁についての八木秀次氏の論考ですね。児島翁は関西大学の創設メンバーの一人でもありますが、おそらく米国のジョン・マーシャル判事、インドのパール判事に並ぶ偉大な裁判官だと思っています。
枢密院に法案の審査権があるのは知りませんでした。内閣法制局と似た任務を持っていたのですね。相互に牽制する組織というのも必要なのでしょうが、さしずめ今の時代なら、仕分けでどちらかが削られますね。もっとも小沢自治労も内閣法制局を消し去りたいようですので、両方かもしれませんが。
「コンクリートから人へ」ということでダムが真っ先にやられています。コンクリートのダムより、人柱の土手の方が鳩山は好きなのでしょうね。
『正論』読みました。面白かったです。いつか先生の講義を受けに行きたいです。