倉山塾今月の学び 自民党はなぜここまで落ちぶれたのか?第1話 野党のお株を奪いに行かなくなった

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正月早々、石破首相が衆参同日選挙に言及。
つまり、解散風を吹かそうとした。
さっそく、あちこちから反発。

予算を通したら解散、
それまでは「お手並み拝見」しつつ、
予算が佳境の3月に向けて準備・・・
してんだろうなあ。

その準備の一つとして、
例の「103万の壁」に
異論を唱えておくというのがあるはず。

しかし、私が知る限り、
萩生田光一元政調会長以外で声を上げた人を知らない。
青山繁晴さん、本気なら期待するけど。
本気とは、脱党覚悟で戦うこと。
ガス抜きなら知らん。

もはや自民党減税派は
「ガス抜き要員」と見透かされるザマ。
それじゃあ、ガス抜きにならず、
党そのものが国民の不満で潰されかねない。

自民党が世界史最強の民主主義政党であったのは、
「弱すぎる野党第一党」のおかげだけでなく、
自己改革能力が高かったから。
その自己改革能力とは、
野党のお株を奪う。

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自民党はなぜここまで壊れたのか

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