日本銀行の近現代史 第10話 黒田さんはなぜ増税に賛成してしまったのか?(倉山塾メルマガより)

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夜間戦闘しかやっていないのに、
日中戦争とはこれ如何に?
日中友好、夜間敵対。

本日は、田中角栄が台湾を切り捨て、
北京政府を国家承認してから、50周年です。
それを「日中国交正常化」と教えられる。

角栄って、目的合理性には優れていました。
つまり国交正常化する!
と決めたら、一目散に他のすべてを捨てても
やる。実現する。

しかし、
「国交正常化をすべき?」
という議論は苦手。
「そもそも、それが正常化なのか」
という議論なんて、理解もできなかったのでは?

目的そのものの合理性を、
しっかり考える習慣を身につけたいものです。

さて、本日は短期集中連載。
2013年4月4日。
黒田総裁、岩田副総裁になって初の
政策決定会合で、異次元の金融緩和を決定。
事前に安倍内閣と政策協定を結び、
物価上昇率2%まで無制限金融緩和を続ける!
と宣言。
市場に大量のお札を流しました。

デフレとは、
国民が汗水流して働いた商品が溢れているのに、
お札の量が足りないので、
お札の価値が異常に上がるのに対し、
商品の価値が下がること。

そこに日銀が大量のお札を流したので、
お札の価値は下がり、商品の価値は上がる。
「2年でデフレ脱却!」は
夢ではない状況となりました。

ところが、そこに消費増税・・・。
肝心の黒田総裁までが賛成してしまう。
一体。真意は???

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