日本銀行の近現代史 第4話 国民と無関係な「たすきがけ人事」(倉山塾メルマガより)

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予約開始です! 日銀人事も主題の一つです。
沈鬱の平成政治史 なぜ日本人は報われないのか? (扶桑社新書)

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沖縄県知事選、予想通りのデニー勝利。
しかし、2位と3位の票を足せば僅差。
今後の中央政界の
政党間関係にも影響が出るでしょう。

さて、短期(?)集中連載。
今回の日銀人事で、
財務省と日銀の共通の利益は二つ。
一つは、リフレ派の排除と金融政策の正常化。
正常化って、つまり
「景気回復策をやめる」ってことですけどね。
やめないかもしれないけど、
そんな保証はどこにもない。

もう一つは、たすきがけ人事の復活。
つまり、財務省出身者と日銀出身者が
交互に総裁に就く。
その際、もう一方は副総裁に。

つまり、日銀出身の総裁の時は、
財務省出身の副総裁。
その財務省出身の人が5年後に総裁に昇格すると、
日銀出身の人が副総裁・・・。
と繰り返す。

人事が固まると、政治家(つまり総理大臣)は
介入しにくくなる。
だから、財務省にとっても日銀にとっても、
たすきがけ人事の復活は悲願。

それを始めたのが、森永貞一郎総裁。
いらんことを・・・。

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