お医者さんから高度な質問

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ふう、やっと北海道から帰ってきたぜ~。

昨日は日本形成外科学会というところの特別講演で「日本人として知っておきたい皇室の話」と題し、一時間弱お話ししてきました。名前の通り、お医者さんと医学部生の集まる学会で、教養を深めるために他分野の講師も呼んでいるそう。

一人だけ質疑応答の時間がとれたのだけど(時間が押していたのは私のセイではない)、その一人がかなり高度な質問だったので初学者には難解な答え方だったかもしれない。

問 皇室の原則が男系男子五世の孫までだとすると、悠仁親王殿下即位の時点で皇族の資格者がいなくなるのでは?

答 一義的に考えるべきは、嵯峨天皇の如く、多くの男子をおつくるになっていただくこと。しかし、現代では50人は無理なので、皇族が存在し支えなければならない。
五世の孫には例外があり、伏見宮家は例外。旧皇族家はすべて伏見宮家につらなる。
既に週刊誌では、東久邇宮家と賀陽宮家の名前が挙がっているが、両家の皇男子孫の方々に親王宣下があって然るべき。
特に東久邇家は、女系で昭和天皇と明治天皇につながる由緒正しい家。そもそも伏見宮家も五世の孫の例外とされたのは「もう一つの皇室」としてであり、神武天皇に連なる。

以上、皇室の多くの先例にならい、皇統保守の方策を述べました。

ちなみに、会場には多くの倉山塾生がいました。全国でお医者さんの塾生が増加中。

ということで、年内に最低一回は北海道に行こう。