私の投票基準と主要三党政策評価

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注意:以下は投票の呼びかけではありません。
言論人として己の基準を公開しているだけです。
「これが100点満点の正解だ」とは
一言も言っておりませんので、誤解なきよう。

比例選挙区東京ブロックに私の仲間の西田譲さんが自民党の名簿に載った。最下位だが、小泉郵政選挙の例もある。希望の党が失速する中、可能性はゼロではない。ぜひ、再び国政に戻っていただきたいと思う。小選挙区では希望か民主かで悩んだが、ゾンビ議員が増えると西田さんの当選可能性が減るので、その基準で行動することにした。

同じ基準で、北関東ならば宮崎岳志さんがいる希望の党、近畿ならば森山浩行さんがいる立憲民主党、中国ならば杉田水脈さんがいる自民党に入れるだろう。

これを「情実」と言われた場合、否定しない。ただし、「政策本位で選ぶべきだ」と言われたら、以下の理由を聞いてからにしてほしい。

政策評価で論外が立憲民主党。革新やリベラルを飛び越えて、革命政党を希望しているとしか思えないような人が中心人物である以上、評価の俎上に載せること自体を拒否したい。

そこで自民党と希望の党の二択だが、「絶対に増税する」と公約しながら解散するや可能な限り増税を隠している自民党と、増税凍結を打ち出している希望の党。この一点で、政策本位なら希望の党を支持する。

他の政策は、評価に値しないので。この一点がすべて。一応述べておくと、希望の党は単なるスローガンの羅列。自民党は「官僚の言いなりになります」という宣言。麻生内閣辺りから自民党の言っていることって、「我々は官僚の振り付け通りに踊ることができます」に尽きる。それを「大人の政党」だの「リアリズム」だのと言われても、そんなの「他がひどすぎるだけでしょ?」としか言いようがない。

ただ、すべての政策は、党首が体現する。この点で希望の党は党首が総理大臣になる意思を示していないので、実行可能性ゼロ。安倍首相の場合は現職首相なので、そこは大丈夫。

安倍内閣の評価自体は今日は省略するが、小池さんとの相対評価だけ述べておく。

・公約=絶対に増税します。

・自称事情通の解説=2年も先の事だ、ひっくり返す。

その時点で嘘つきと言われても甘受するしかないのだが。同じ自称事情通が、小池さんをどう評価するか。

・公約=増税凍結。

・自称事情通の解説=小池は嘘つきだ。ひっくり返す。

増税を公約している安倍さんは嘘つきだから支持しろと言い、増税に反対の小池さんは嘘つきだから信用するなと言う。

それ、政策本位以前に、選挙の意味が無いのでは?

私はこうした安倍支持の論者とは一線を画した理由を持っているので、それは別の機会に紹介する。