55年体制との決別を

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小池さんの動き。

衆院選「出馬はない」、過半数以上の候補擁立で政権交代目指す

これ、スゴイ良記事。大事なのは、

自民党が参院で過半数を占める中、希望の党が衆院で過半数を得た場合に自民党と連立する可能性については「結果をみて判断する」と否定せず、連携に含みを持たせた。

の部分。日本の政治が衆議院で決まらないことを分かったうえで書いている。また、「自民との連立」には触れているが、その時の首相が誰かに触れていないどころか・・・というのも意味深。

さて、安倍自民と小池希望。いよいよ保守二大政党制の到来。これ、保守対革新の55年体制と決別する好機ではないのか?

思えば、何度も「保守対革新(リベラル)」という意味での55年体制からの決別が挫折してきた。

昭和35年
民社党結成。浅沼委員長暗殺で社会党に票が流れ、民社大敗。

平成5年
日本新党のち新進党。一時的な政権交代も仲間割れで自滅。民主党の勃興。

平成21年
第三極。と言うほどの勢力も作れず、民主党のち民進党で55年体制に逆戻り。

もとをたどれば昭和12年の食い逃げ解散で社大党が伸びて以来の宿痾。

立憲主義は総選挙で示された国民の意思により決まる。

こちらもよろしく。