「私の船中八策」

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 小沢から人心は去った。
 谷垣の命脈は尽きた。

 ところが鳩山邦夫が延命させた。
 これで小沢・谷垣連立政権でもできたら最高殊勲賞である。
 民主単独過半数困難、で油断している人が多いようだが、
 選挙後は明らかに民主・公明連立では?
 共産党は、閣外協力くらいは間違いないでしょう。
 子供手当法案の委員会採決とか、民主・社民・公明・共産の賛成で通過だし。

 生方騒動見ていると、自治労・高島って、本当に器が小さいな。
 辞表提出を迫るやり取りがテープで公開されていたが、やりかたがあまりにも稚拙である。
 小沢も手の出しようがなかったのが真相か。

 

 さて、本題。
 今、正気の政治家の定義は、どうやって勝つかを考えている政治家のことらしい。
 それしか考えていない政治家のことを昔は「政治屋」と揶揄したものだが、今は「どうやって負けないようにするか」しか考えていない政治家がほとんどである。

 しかし、選挙は戦いである。
 戦いは、どうやって勝つかは大事だが、勝った後どうするかはもっと大事である。

 そこで「私の船中八策」です。
 最低限これだけはやりたいが、これさえやれればあとは何とかなるもの、という政策です。
 「⇒」より後は、その政策が実行された後の国家像です。
 本当はもっと詳しく細かく考えていますが、見出しだけ公開します。

 

一、国家・・・日本人の結集原理。
  皇室典範改正。旧皇族復帰及び旧皇族からの養子を可能に。
⇒皇統の安定的継承の道を確保する。

二、政治・・・改革の主体。
  「憲政の常道」。陛下の与野党による二大政党政治。
⇒強力な政権の創出と国家本位の政権交代

三、格差・・・社会不安を教育格差に固定しないために。
  リフレ。お札を刷って、デフレを脱却する。
⇒格差社会解消に留まらず、日本を保守する政策を推進する財源を創出する。

四、官僚・・・政治家の真似事をする官僚はいらない。
  キャリア官僚制廃止。
⇒現場に精通している専門家が仕事をしやすい環境に。

五、教育・・・改革の主眼。
  初等教育で、読み書き算盤、礼儀作法、古典の素読、書道、武道の徹底。
  高等教育は模範校で行う。「外交大学校」の創設。
⇒国民の平均値を戻す。同時に真の指導者(エリート)教育

六、家族・・・財源の使い道。
  中絶禁止。
⇒実現した瞬間、少子化は終わる。
 親が育てないなら、国家が育てる。

七、国土・・・富をどのように分配するか。
  東京以外に黒字の都市を、各地方に再建する。
⇒金持ちが都会に住む歪な構造を解消し、田舎に住むように優遇。
 
八、安全・・・憲法を変えなくてできることはすべてやる。
  まずは軽武装!
⇒北朝鮮拉致問題を解決できるかどうかが、日本生存の試金石です。

 23日以降「日本の処方箋」講座で詳しく解説しますが、乞御意見。

 さらに潜ります。