600年に3度の危機、その1回目とは?(倉山塾メルマガより)

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第10回倉山塾教養ゼミナール開催のお知らせ
「政治と経済のすべてを読み解く!~日銀人事と政権の寿命との因果関係~」

日時:令和5年1月29日(日) 14:00-16:30
場所:TKP飯田橋ビジネスセンター
料金:3300円(税込)
申し込みはこちらから。
https://peatix.com/event/3464144/view

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発売直前!
決定版 皇室論 – 日本の歴史を守る方法

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昨日の救国シンクタンクLIVE、
凄かったですね。
渡瀬先生の怒りのボルテージ。

ここのところ、次期日銀総裁人事を織り込んで、
黒田路線の転換が悉くリークされ、
為替が動いている。
これ、犯罪のはずなんですけどね。

しかし、諦めの早い人が多く、
今の景気回復路線を続けるために
日銀人事を勝たねばならないって戦った人は
何人もいない。
私とあと誰?

ちなみに某所で、
「翁百合総裁」なんて奇策も聞きました。
それで日銀が納得するかどうかはともかく。
まあ、既に決まっている話が、
もうじき表に出るだけ。

ならばどうするか?
経済に関しては反転攻勢の準備をしつつ、
他で勝利を積み重ねるしかない。
こういう場合、普通は
小さな勝利を積み重ねるしかないけど、
今回は例外。

大きな勝利が目の前にある。
皇位継承問題!

この問題は300年に1度の大問題です。
そして、600年前にも同じことがあった。
つまり600年に3回の危機。

こういう話が要路に広がり実現すれば、
おのずと「くにまもり」につながる。

では、600年前、何があったか。

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続きは倉山塾メルマガで。18時配信
https://kurayama-school.com/

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年末年始は6日連続近衛文麿!(なぜ?)
倉山塾スポンサー番組です。

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栃木県支部、東京支部での講演が
オーディオブックになりました。

第9回倉山塾教養ゼミナール@栃木「内閣法制局の近現代史」
https://kurayama.base.shop/items/70020732

東京支部特別講演「絶望の平成政治 なぜ日本人は救われないのか」
https://kurayama.base.shop/items/69872098

「600年に3度の危機、その1回目とは?(倉山塾メルマガより)」への8件のフィードバック

  1. 人は未知の世界より、既知の地獄を選びます。変化を何よりも嫌うからです。だって、何が起こるか判らない新しい世界では、自分が生存可能なのかすら予測が付きません。でも、既知の地獄では、取り敢えず生存できているからです。
    そうして現状維持に努め、新たな一手を指そうとはしません。「変化」によって引き起こされる「新しい世界」を、人は恐れるからです。

    「知識の呪縛」という概念をご存知でしょうか。自分が何かを知っていると、他者も当たり前にそれを知っていると錯覚します。自分が当たり前に予測できる事柄があると、圧倒的多数の他者はそれを予測できないということが、想像できないんですね。

    倉山先生や渡瀬先生、中川先生に内藤先生。そして、今回のライブにはご出演なさらなかった江崎先生も。これから何が起こるのか、ある程度の想定はできているし、何をすればその事態を回避できたのかもご存知でしょう。でも、大多数の人間はそれを知りません。だから、進化の法則に従って、現状維持を「最適解」だと「錯覚」するんですよ。

    別の言い方をすれば、「イメージする力」に差があるとも言えます。日銀&財務省が襷掛け人事を復活させたいとして。彼等には強いイメージがあります。実際、過去にやっていたことですからね。そのイメージ(ゴール)に向かって、一手一手、緻密に組み立てている。

    でも、私達は?
    イメージ(ゴール)を共有できているでしょうか?
    失われた30年。今の若い世代は、何をイメージできるでしょう。彼等は知らないんですよ。日本が経済成長できていた時代も、消費税のない世界も。今の大学生は、3年に上がったらもう就職活動をするんでしょう?
    バブル期なんて爆笑ものですよ。大学時代は遊んで暮らすのが当たり前。女子学生は1cmでもスカートを短くすれば、内定を貰いやすいなんて言われていました。まぁ、私は氷河期世代ですけど(←)

    そんなワケで、「変化」を起こしたあとの「新しい世界」を、未知ではなく「既知のもの」とする方法はないだろうかと思ったんです。つまりは「イメージの共有」です。見えないゴールを目指せと言われても、人は走り出せません。何だかよく解らないものに体力を浪費できないからです。それであれば、人は既知の地獄を選びます。

    1. >未知の世界より、既知の地獄
      なるほど、財務省主計局や日銀の方々の大半はもちろん、与野党の政治家や国民の一定数に至るまで、地獄であるはずの増税&デフレに賛成する人がいる理由も、それで納得できます。地獄のデフレ増税の方が、未知のインフレ減税より良いと錯覚してしまうのですね。

      1. POPOR様~、返信ありがとうございます(泣)
        も~頭が煮詰まってジャムになっちゃいそうで。砦コメント欄に書き出せば、誰か、違う観点からアドバイスをくれるかな?と思って。上のコメントと下のコメントの二件、ダラダラと長文を書き出しました。倉山先生、整理仕切れないまま投稿しちゃってゴメンナサイ(≧△≦)

        >未知の世界より、既知の地獄
        そうなんです。人間……と言いますか、元来、生物は環境の変化を嫌うものなんです。DVでもブラック企業でも何でも、そういった一面はあります。被害者(社員)は、地獄に甘んじ続けるでしょう?
        勿論、根底には共依存等の心理的課題もあるでしょうが。複合要因ですね。

        そこで、「未知のインフレ減税」を、「既知のインフレ減税」とする方法はないものか、と思ったんです。それが「イメージの共有」です。

        倉山先生を始め、ここに集う皆様にとっては、「インフレ減税の世界が好ましい」というのは分かり切ったことだと思います。黒田路線の修正なんて、以ての外。
        でも、それって、頭の中に、きちんとイメージが出来ているからなんですよ。だから確信できる。そこに向かって突き進める。

        でも、ライブの中で渡瀬先生が仰っていたじゃないですか。「1%の人が正しいことを理解していれば、世の中は変わる」といったことを。でも考えてみれば、1%って凄い数字です。日本国1億人を分母にした場合、100万人が正しいことを理解していなきゃいけないってことですよ?!( ̄〇 ̄;

        だから、「伝え方の工夫」が必要だ、と思ったんです。インフレ減税の世界が好ましいという「イメージを共有」するために。
        対人コミュニケーションに関しては、私よりも皆様のほうが得手でしょうから。そう考えて、不完全な状態で投稿してしまった、というのもあるのですが。

        【余談】
        或いは、一つの可能性として。
        大多数の日本人が、本心では「インフレ減税の世界が好ましい」と思っていても、「言えない空気がある」or「どうせ無駄だと諦めている」ということはないでしょうか?
        この場合は、単純に需要を掘り起こすだけで良い。彼等に言葉を与えるんです。「自分の欲求が正当である」という裏付けです。誰だって、自分が正当化されれば嬉しいですから。
        ……この場合も、やはり「伝え方の工夫」は必要なのですが。

      2. ふわふわ(曾祖母はアイヌ)様、返信ありがとうございます。

        >本心では「インフレ減税の世界が好ましい」と思っていても、「言えない空気がある」
        それはあるかもしれません。
        財務省主計局には、補助金の権限があります。よって、財務省主計局が「補助金を切るぞ」と脅しをかければ会社経営者や労働者、公務員に至るまで脅しが効きます。更に民間経営者に対しては、税務調査という拘束力も持っていますので、余計にです。個人に対しても、正業・副業による所得や身内に不幸があった場合の相続税も調査対象になってしまいます。

        考えられる対策は、脅しを突っぱねるだけの強さが皆にあれば良いのですが・・・補助金に関しては「直接」権限があるのは国会や各官庁なので。
        内閣法制局は「憲法違反の疑義がある」みたいな「アドバイス」をしてくるようですが、財務省にも近いものを感じます。
        税務調査に対しては、こちらも今はネットがあるので、泣き寝入りせずに公開するという手があるかもしれません。
        そういえば、労働者の団結はよく言われますが、経営者の団結はあまり言われません。経営者が対税務調査や対増税で団結できれば強そうですが。前の話に戻りますが、経営者も未知の世界より、既知の地獄を選んでいるのかもしれません。

        1. POPOR様
          再びの丁寧なお返事、ありがとうございます。

          >補助金&税務調査
          なるほど、そういう関係性で考えなきゃいけないんですか。私はど~も、そういった力関係には疎いです。そう言えば昔、勤め先の会社に税務署から人が来た時、上司も先輩も凄くビクビクしていましたね。私は経理課にいたので、自分で整理した伝票などを直接チェックされる立場だったのですが。社は脱税なんてしないし。私も不正してないし。一円に至るまでキッチリ管理してますもん!(≧△≦)

          でも、お金を握っている(or管理している)人間の立場が強い、というのは何となく解ります。二十歳にも満たない金庫番の小娘に対し、他部署の上司まで遠慮がちに接してくることがありましたから。コレは社のお金であって、私の資産ではありません。ですから、その上司のほうがよっぽど強い立場なのに。私にとっては、奇妙な体験でした。

          >経営者の団結
          中小や下請けは消費税で苦しめられていますけど。大企業は逆に、輸出還付金でウハウハですもんね。消費税導入に際して、商工会議所が反発した、なんて話も聞いたことがありますが。結局、政治力では勝てないんですよね~。駆け引きって、背景に力がないと成立しませんから。外交と同じです。背景に軍事力がないと、そもそも駆け引きを行えない。

          ……でも、必要以上に敵を大きくしているな、という感はあります。小娘にまで気を遣っていた上司を思い出すと、そんな感じがするんです。「既知の地獄に甘んじる理由」の一つとして、心理的な作用を客観視する能力がない、というのもあるのかしら???

        2. ふわふわ(曾祖母はアイヌ)様、お返事ありがとうございます。
          >必要以上に敵を大きくしている
          確かに。被害妄想は行き過ぎると危険ですね。注意しなければ。

          1. POPOR様
            こちらこそ、お付き合い頂きありがとうございました。お蔭様でだいぶ落ち着きました。一度、思考の無限ループに陥ると、寝ても覚めてもご飯を食べても、本を読んでも動画を見ていても、憑り付かれたようにそれしか考えられなくなってしまって(ー。ー;

            こういった自己調整が下手なところ、何か対策法を探さなきゃ、とは思っているんですが。少し頭を冷やして、また頑張って認知科学の本でも読みます。
            使えそうなネタがあったら、また投稿しますね~(^▽^)/☆

  2. 【政治に関心のある人ほど恐怖に煽動され、政治に関心の薄い人ほど、明るい未来に惹かれて動く】

    ふと思い出したんで、もののついでで。
    心理学の研究に、こんなものがあるんですよ。政治家や言論人・活動家が、よく「大変なことになる~」って騒いでいますけど。これはつまり、恐怖という感情に訴えかけることで、賛同者や協力者を増やし、最終的に有権者を動かそうとしているのですが。
    でも、こういった手法で動くのは、もともと政治への関心が高い人だそうです。別にそれが悪いことだとは思いません。実際に危機管理は政治の大事な側面です。ただ、こういった土壌は陰謀論に対する弱さにも繋がっていると思うんですよ。

    実際、ウザかったですよねぇ。思想の左右を問わず、下の人間が「コロナは生物兵器だ~」って。私のリアルの友人は引いていました。と言いますか、彼女達は生物兵器説さえ知りませんでした。私がネットの惨状を話すまで。
    別にお花畑じゃないですよ? マスコミの煽りも、ネットの煽りも真に受けないだけ。私の友人だけあって、選挙にはちゃんと行く人達です。

    ……で。そういった、政治への関心が全くないワケではないが、ガチの活動家じゃない人達。そういった人達というのは、恐怖よりも明るい未来に惹かれて、政治活動に参加するようになるのだそうです。
    逆に言うと、「大変なことになる~」「このままじゃヤバイぞ~」という恐怖煽動に走ると、そういった人達は「あの一団、怖い」って、逃げて行っちゃうんですよ。

    前のコメントで、「イメージの共有」という話をしましたが。早い話が「伝え方の工夫」です。「明るい未来図を共有」するには、どうしたら良いか?

    だって、救国シンクタンクは未来図を描けるじゃないですか。独裁国家や反日勢力への憎しみだけで物事を動かそうとしていない。いくら愛国を唱えようが、恐怖煽動・憎悪煽動しかできない連中に、未来なんてないですよ。

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