最近すっかり忘れていた「アメリカシリーズ」の主要テーマであるのですが、「戦争で負けた相手を好きになるのは恥」が国際常識です。だから、日本人で何も考えずに「アメリカが好き」と言う人は反体制派なのです。というか、体制派とか反体制派とかの前に気持ち悪い。
これが韓国の場合だともっと悲惨です。
なにせ、戦わずして負けたのですから。
伊藤博文の恫喝一つで屈服し、被保護国にされた。当時、というか日本の明治時代に当たる時期の李朝の歴史とか追うと、おぞましい限りです。
よく「日本は韓国を侵略したぁ!云々」という話があるのですが、「獲得」と言う意味なら構いませんが、実はまともな軍事行動を一切伴っていないのです。
一揆討伐レベルのものはいくらでもありますが。
占領期の日本もずいぶん惨めな負け方を続けているのですが、それでも誇るべき歴史はあるのですね。「だれころ」でもとりあげた金森徳次郎とか升田幸三とか。
それが韓国だと安重根になってしまう。まともな抵抗をしていないので、まともじゃない抵抗を持ち上げざるを得ない。とにかく自力でやるのは一揆だけ。
事大主義で日本を見下しつつ、中華様、おそロシア様と、次々と擦り寄る相手をとっかえる。
そして何より、自国の愛国者をこれでもかと残虐に弾圧。他人の国の歴史ながら嫌になりますよ。特にこの「愛国者」へのレッテルが「親日派」ですから。
それこそ九九年だったかな、韓国の軍人さんと仲良くしてて話したことがあるのですが、
「韓国が親日になんかなってくれなくて良い。反中で―しかも感情ではなく政策で―あれば日本としてはそれで良い」と言っても
「二千年の遺伝子ですから」というお答えでした。
感情的には不可能でしょうね。
以上のような歴史と遺伝子を断ち切ろうとしたのが、韓国の国父こと朴正煕だったのです。
朴時代は「昼反日、夜親日」と言われてたくらいで、建前としては「お前たちはウチらの国にひどいことをしたのだと忘れるなよ。」としつつ、実際には友好を促進していった訳です。
あと、朴大統領は軍国主義って散々叩かれるのですけど、じゃあ李朝時代みたいに文班が武班と戦って勝った時代の方が良いのだろうか?
これ、文官の秘密警察が軍隊に勝ったということ?(理解不能)
朝鮮半島では軍人の地位が恐ろしく低くて、軍国主義でもやらないと「二千年の遺伝子」を断ち切れないのですが。結局、今も断ち切れてないけど。
日韓の一番良い時期は池田勇人と朴正煕の時代だと思うのですけど、たぶん少数派でしょうね。お互いが強い方が良い関係というのは、運命的に不幸な関係ではないのです。
池田内閣で外相だった小坂善太郎が、三木内閣で外相に舞い戻ってきて、アメリカに見捨てられかけた朴正煕を庇ったという話があるのですが、この辺り誰か調べてください。
自分でやろうと思ってハングルに取り組むたびに、なんか忙しくなって挫折。×7
韓流ドラマ見て勉強かな。笑←と、つけなければ冗談だと思ってもらえない。