野田財務大臣「大連立」の真意

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 昨日のテレ東で、野田財務大臣が自公との大連立に言及。
(今朝のNHKでは「私はミスター増税ですから」などとヘラヘラと。)
 勘の鋭い人なら「増税大連立!」とすぐに連想するはず。
 でも真の意味は?

 仮に民主党代表選挙で増税反対派が敗れた場合、増税に反対する最後の手段はなんでしょう?
 脱党です。民主党から出て行くことです。

 6月に菅内閣不信任案を自民が出したとき、小沢さんたちが造反しようとしたので、可決されそうになりました。
 日本の内閣は裏切り者が出ない限り潰れないのですが、出たら潰れるようになっています。
(だからしょっちゅう潰れる)

 さて、自公合わせて衆議院で139人、参議院で101人います。
 反野田派が増税阻止のために反対するには、この数を上回らねばなりません。
 しかし不可能です。民主党内でそれだけ集められたら、代表選で勝てますから(過半数を40くらい上回る)。

 さあ、民主党内良識派には打つ手が一気に狭められました。
 この野田発言を受けて最も戦わねばならないのは誰でしょう?

自民党内良識派!

 民主党というだけで味噌もクソも、金子洋一も千葉景子もいっしょにして批判していた諸君!
 民主に代わるのは自民党だ!谷垣マンセーとのたまわっていた諸君!
 お手並み拝見。
 って、お前はどうするのだ?と言われそうだけど。。。