岸田内閣が切り死に覚悟で取り組むべき課題(倉山塾メルマガより)

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昨日は、倉山塾栃木県支部で
足利学校まで遠足。
足利と言えば、茂木敏充幹事長の選挙区。
人がほとんど歩いていないのに、
1分に1枚は茂木さんのポスターを見かける。
ここはホジャ時代のアルバニアか?(笑)
足利尊氏以来700年ぶりに
栃木県から天下人が出るかもしれない。

岸田内閣の支持率、
留まるところを知らずに下がり続けてますねえ。
いよいよ10%台が見えてきました。

岸田さんが粘ろうと思えば
来年の9月まで降ろせないのですが、
9月が近くなるほど選択肢が狭まります。

かつての森喜朗さんのように
「自分が最も都合が良い後継者を選ぶ」
という技を使える内に余力を残して退陣も。

じゃあ、岸田さんの立場ならどうすればいいか。

って、反岸田の人こそ考えた方がいい。
なぜか。
はっきり言って、このシナリオ以外、
岸田内閣は野垂れ死になので。
そこまで言うのが言いすぎなら、
風任せの政権運営になる。

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「岸田内閣が切り死に覚悟で取り組むべき課題(倉山塾メルマガより)」への5件のフィードバック

  1. 切り死に覚悟で道を拓ける人って、大久保利通みたいな人だよな、と、ふと思ったんですけど。

    岸田総理の政権運営を見ていると、「リスクを取りたくない」という心象風景がありありと浮かんで来て。どこにも岸田総理の意志を感じとれないんですよ。もともとやりたい事がない人なら、それも当然だと思いますけど。

    実を云うと、これはリーダー(指導者)不在の状態です。少なくとも、心理的には。あっちふらふら、こっちふらふら。人混みの中で、押された方向にグラ付くだけ。

    コロナも5類にグレードダウンしてくれたし、防衛費も増額してくれたし。やることはやってくれているので、悪い総理ではないです。実際、好い人だと思っています。

    でも、「好い人」≒「存在感」とはなりませんし。

    国民は現在、生活に不安を抱えていて、その不安が不満となり、岸田政権に向かっていますよね。消費減税さえできれば、岩盤保守層どころか浮動票を入れてくれる人達のハートもキャッチできるんですけど、やらないよな。確実に財務省に潰されるし。

    混迷の時代は、強いリーダーがいないと乗り切れないんですけど。岸田総理、どうやって強さ(存在感)を出せるでしょう?

    倉山先生が提案なさった件。
    やってもらえるなら、私も感謝しますけど。

  2. 初めて、ふわふわ氏に同意します。

    官僚は既得権益を守る為の政治思想上、
    「大きな政府」指向です。「大きな政府」には、
    「大きな財政」が必要になります。財務官僚は、
    政府が財政出動を要請しても、手持ちの金は出したくない。
    理屈を捏ね繰り回して、政治家を洗脳し、
    国民に出させようとします。
    官僚の本音は、官僚集団指導体制の社会主義化です。
    自治労には極左が多い。
    岸田さんの不幸は、バイデンに莫大なウクライナ復興資金を
    日本が出すことを約束してしまったことです。
    大きな財政出動は、財務省の抵抗にあう。
    減税し、国内需要を喚起する景気対策を行い、
    税収増を狙うことは博打と思っている。
    行き着くのは「増税」ということになる。
    八方美人が招いた悲劇と言える。

    それでは、古巣に帰ります。

    1. おおっ、お久し振りです!(≧▽≦)
      2023年6月22日18:11の投稿以来ですね!
      https://office-kurayama.co.jp/?p=2106552#comment-27698

      >減税し、国内需要を喚起する景気対策を行い、
      >税収増を狙うことは博打と思っている。
      >行き着くのは「増税」ということになる。

      ……岸田政権が存続できるか、という意味合いでは博打ですが。減税で税収増は博打でも何でもないですよ。行動経済学では消費者マインドを重視します。消費減税をすれば、店頭に並ぶ商品、全てが実質的に値下げとなる。用水光熱費を含めて、固定費も値下げされるということ。

      それ以上に大きいのは、企業側の新たな投資も期待できるようになる、という点。そもそも消費税とは名ばかりで、会計学的に見れば単なる売上税です。計算上は、売上額から強制的に10%持っていかれる税金なんですよ。利益から10%じゃない。売上から10%なんです。この恐ろしさ、解りますか?

      理想は0%にすることですが。一気に半分の5%にするだけでも、景気浮揚効果は大きい。そもそも、増税したところで税収増に繋がるとは限らないのですから。

      「消費増税1%につき、2.5兆円税収アップ」という頓珍漢な試算がありますが。達成されたことが、ただの一度もありません。3%⇒5%にアップされた1997年に至っては、-4.5兆円の減収でしたしね。

      簡単なカラクリですよ。増税とは本来、「税率を上げる」という意味の言葉であり、必ずしも「税収増」を意味しません。でも、「増」という言葉のイメージに釣られて、税収が増えるものだと、皆さん、錯覚するんですね~。

      【例】
       100,000 × 10% = 10,000
      1,000,000 × 1% = 10,000

      ……解りやすいよう、極端な数字にしましたが。税収増に直結するのは、経済成長です。税率アップ(増税)じゃない。小学校レベルの算数です。

  3. >減税で税収増は博打でも何でもないですよ。行動経済学で>は消費者マインドを重視します。

    その通りですが、多くの政治家は、財務官僚に
    「財政規律が大事です」などと逆のことを
    レクチャーされ、コロッと騙される。
    安倍さんの頃は、近くにリフレ派が多かったが
    今は財務省主流派の犬ばかりだ。
    当然、財務省の犬に洗脳されている岸田さんの
    頭の中は、リフレ政策は、悪魔の経済政策と
    なっているはずだ。いろいろな分野でも言えるが、
    「攻撃は最大の防御」と言える。

    1. >多くの政治家は、財務官僚に
      >「財政規律が大事です」などと逆のことを
      >レクチャーされ、コロッと騙される。

      それは正しく、仰る通りですが(°_°;

      >財務省の犬に洗脳されている岸田さんの
      >頭の中は、リフレ政策は、
      >悪魔の経済政策となっているはずだ。

      そこまでですか?!( ̄〇 ̄;

      ……あっ、そうか。エコーチェンバーだ。最近は、旧twitterなどで同じ意見の人ばかりが集まって、自分達が多数派だ(≒正しい、標準的だ)と錯覚する状態を指し、使われることが多いですが。エコーチェンバー自体は、現実の世界でも成立します。

      増税原理主義者に周辺を固められていれば、反響室に入った時のように同じ意見ばかりが耳に入って来て、「それが正しい、標準だ」と錯覚してしまう。

      財務官僚の御託なんて、商業高校一年生一学期の簿記の授業の範囲だけで、真偽を判断できるほど些末なのに……!!!

      単純な押し合い・圧し合いの力関係だけでなく、そういった一種の心理的トリック(罠?)についても考慮しなきゃいけないんですね。う~ん、頭が痛い。

      大盛り無料様、ご指摘ありがとうございました!

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