売れ行き絶好調！だそう
これからの時代に生き残るための経済学 (PHP新書)
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思い出すなあ、脅迫状が来た頃。
『嘘だらけの日韓近現代史』を出して
サイン会をやるとなった時、
「お前は国際法違反の差別主義者だ！キー」
みたいな内容の脅迫状が届いた。
そこで
「どうぞ、特等席を用意してお待ちしております」
と告知したら、来なかった。
あのとき扶桑社さんは、
かなりピリピリしていましたがね。
そして久しぶりに言論テロの真っ最中。
常軌を逸した粘着をされている。
その相手が、
「小林よしのり一派」なのだから
複雑な気になる。
最近の小林氏、
歴史の話で大隈重信に爆弾投げて
片足奪った来島恒喜を
「立派なテロリスト」とか賞賛するに留まらず、
安倍さんを殺した山上を称揚している。
オウムのテロで殺されかけた人物の描くことと思えん。
さすがにマトモな商業出版では
許されない言論だろう。
熱心な読者が
コロナで意見が合わない人物に脅迫状を送りまくり
逮捕・失職した、とか目も当てられない。
私に毎日粘着している奴とか
「犯罪の何が悪いんですか」とか言い出す。
結局、「愛子天皇、女系天皇」が正義だと思い込み、
その正義を実現する為なら何をやっても良いと思っている。
改めて確認する。
今のご時世に
「愛子天皇」だの「女系天皇」だの主張するのは勝手。
しかし、覚悟をしているのか？
二つの論点がある。
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近年のゴー宣は、二・二六事件や、平成時代の皇太子妃バッシング、譲位反対運動を想起させられますね。
この三つに共通するのは、当事者達は、自分達こそ忠臣であると思い込んでいること。それでいて実態は皇室を危うくしている。
ゴー宣の過激さは、皇太子妃バッシングや譲位反対運動のそれを既に超えてる気がします。物理的テロルに及んでない点で、二・二六よりは穏健と言えなくはないですが、ツイッターなど見るに耐えられない。
「犯罪ってそんなに悪いことですか？ 山上容疑者がゴー宣道場生でないのが残念だったくらいですが、統一教会をお得意さんにしている倉山塾とは違うかもしれませんね」とか、いやはや、何をかいわんや……。
「遅延価値割引」という心理学用語がありまして。犯罪学でも用いられています。要は、目先の利益・衝動に従った言動しか出来ないんですよ。後先を考えることができない。
「厳罰化（リスクの提示）により犯罪を思いとどまらせよう」というのは、良識ある一般人の思考に過ぎません。
「覚悟をせよ（リスクが大きいぞ）」と言っても、コアなご信者さんには効果がないでしょう。倉山先生はご親切だから、警告として発して下さいますが。
ただ、犯罪予備軍であると周知することで、「囲い込み」にはなりますよね。カルトの暴走を止める手立てと云えば、それしかない。彼等は実社会に適応（向社会性を発揮）することが出来ないのだから。