これじゃ、犯罪者養成道場じゃないか

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こいつら、リアルに犯罪者だったんだ・・・。

小林よしのりの読者で、小林自身が褒めたたえていた高野なる人物が、山梨県の長崎知事、大阪府の吉村知事、コロナ大臣(当時)の西村大臣を脅迫し、逮捕された事件を紹介。医師・作家の知念氏も脅迫していた疑いがあるが、それは警察情報ではないので保留。まだ、つい最近の話。

以下経緯。事実だけ並べておくので、ご判断を。

ーーー

2020.12
長野県小布施町の企画財政課係長の男が
町公式マスコット「おぶせくりちゃん」ツイッターアカウントを担当することに。
(アカウントは2010年4月作成でフォロワー1.8万)
町は感染対策の徹底を呼びかけていたのに
「ただの風邪らしいクリ~」「人間は不要不急でできてるクリ~」など逆の意見を次々投稿。
「コロナ論」を薦めるツイートもあり、この時点で明らかに小林の読者だった。
(下記の経緯で凍結されたので、リンクは貼れず)

2020.12.30
ゴー宣信者の間で賞賛のコメント
「おぶせくりちゃんを応援しようキャンペーン」を言い出す信者まで登場。

しかし同日、小布施町は「おぶせくりちゃん」による発信内容について「公式見解とは異なる」「監督不行き届きであった」と謝罪。アカウントが凍結。
町公式キャラクター「おぶせくりちゃん」による Twitter での発信内容についてのお詫びと見解

2020.12.31小林ブログ
「小布施町のゆるキャラ、頑張った」と称賛

2021.1
小布施町とは無関係という「おぶせくりちゃんの名言アカウント」が誕生。
コロナ対策否定発言や不規則発言
「ゴー宣道場にみんな行こうクリ~♪」(9回)
「コロナ論、最高クリ~♪」(34回)
など、男の逮捕前夜である2023.4.4を最後に突如沈黙するまで
6.5万件ツイート(1日平均78回以上ツイート)1833フォロワー

2022.1
西村康稔事務所(兵庫県洲本市、明石市、衆院議員会館)
にカッターナイフの刃や脅迫文などが送り付けられる。

兵庫・洲本市の西村経産相の事務所にカッターナイフの刃を送り脅迫した疑い 長野県の男を再逮捕

吉村大阪府知事への脅迫の疑いで逮捕されていた高野伸一容疑者(元長野県職員)を再逮捕。

高野はこの時、長崎山梨県知事も脅迫していた。(後掲産経2023年3月8日)

2022.3
山梨県知事と県幹部職員宛てに再び同様のものが届く。(後掲産経23年2月16日)
2022.5.6
大阪府の吉村知事宛てに同様のものが届く。
医師で小説家の知念実希人氏など、他にも同様のものが送り付けられていた模様。

2023.1 男が依願退職
2023.2.16 高野容疑者(51無職)が山梨県知事への脅迫容疑で逮捕。犯行を認める。

山梨県知事らに脅迫封書郵送 容疑の男逮捕

2023.3.8 高野容疑者が吉村知事への脅迫容疑で逮捕。
「たぶん私がやったことです」と容疑を認める。

大阪知事に「死が似合う」脅迫文送付疑い、長野の元町職員を逮捕

2023.4.5 高野容疑者が西村康稔への脅迫容疑で再逮捕。7日に送検。「おぶせくりちゃん」の中の人と判明。

ーーー

カルトに嵌まって、前科者となり、職を失い、人生が台無しになった。しかも、”教祖”の小林よしのりは、その行為そのものを称揚している。
そもそも小林よしのりは、テロを賛美、安倍さんを殺した「山上さんありがとう」「テロに屈してはならないというくだらない意見」とか平気で言っている。
私自身も言論テロに遭っているが、連中は「こんなもので言論テロと言うな」とか言っている。

これじゃ、犯罪者養成道場じゃないか。

 

「これじゃ、犯罪者養成道場じゃないか」への6件のフィードバック

  1. なんというか…今の小林さんを見ると、
    かつての小林さんとは別モノなんだろうか、と思ってしまう。

    かつての小林さんは同和団体、オウム、慰安婦団体(左派勢力)、左派マスコミの同調圧力と闘っておられましたし、一時期オウムには本気で暗殺されかけていたほどの人でしたから。

    それだけに「意見は違えど」「言論人としては」筋を倒している人だと思っていました。

    小林さんの「戦争論」を読んで、歴史に本格的に興味を持った若輩者(私)としては複雑な心境です。

    1. >一時期オウムには
      >本気で暗殺されかけていた

      ……もしかすると、「反カルトのカルト性」というヤツかも知れません。確かに、当時の小林先生は間違いなく「正義の側」の言論人だったと思います。それがいつしか、「自分は絶対正義、相手は絶対悪」という硬直した大前提(先入観)に繋がってしまったのかも。
      文字通りの命懸け、極限状態でしたし。

      ニーチェがこんなことを言っていました。
      「怪物と戦う者は、自らが怪物にならぬよう気を付けよ」

  2. 残虐行為(非道徳な行い)に走る人ほど、自分が道徳的優位に立っていると信じたいのだそうです。その残虐行為を正当化するためですよ。

    その正当化に必要なのが、カルト教義や陰謀論。今のゴー宣がその状態だと思います。
     ↓↓↓

    男系時間稼ぎは皇室侮辱!
    女性女系天皇実現へ! @takedasagi
    午後9:17 2023年4月8日
    女系天皇論で茶会に呼ばれて、美智子様から特別に女系論の激励を頂き、聖断を託された小林よしのりですからねぇ。多少荒っぽくても小林よしのり一派は何をしても良いというのが上皇陛下のご意思でしょう。悔しかったら茶会に呼ばれてから言いな!
    https://twitter.com/takedasagi/status/1644675779987648518

    ……上皇陛下を「神」に置き換えれば、解りやすいかと。「神のご意思」だと云えば、何をやっても許される(と思っている)んですよ。

  3. 昔日の小林よしのりを存じ上げない世代なのですが晩節を汚しまくっているということでしょうか?

    1. 仰る通りです(―。―;
      匿名様がお若い方なら、KAZUYAさんをご存知でしょうか。こんな感じです。
       ↓↓↓
      ※引用
       YouTuberで「保守」の動画を毎日のように投稿しているKAZUYAも、朝日新聞から取材されて「高校時代、小林よしのり氏の漫画『戦争論』に傾倒」と紹介されたことをあげ、「小林よしのりさんにしてもきっかけがそれだったっていうだけでそんな傾倒してはいないんですよね。今はもうちょっとアレだし」と記している(KAZUYA CHANNEL GX ブロマガ 二〇一五年十二月二十二日)。
      ※倉山満著、保守とネトウヨの近現代史(p94)/扶桑社新書351

      ……今、活躍している30~40代の言論人・活動家には、若い頃に小林先生の作品で目覚めた、という方が少なくないです。「おぼっちゃまくん」とかヒット作がある方ですから。「原作者の小林先生が何か言ってる。読んでみようかな?」といった流れで、言論の世界に触れたのでしょう。

      実際、小林先生の活躍は凄かったんですよ。だから、ファンだった方の中には、未だに頭を切り替えられない人達もいるんです。存在が大きかったので。

      そして、その存在の大きさが、今現在、悪影響として、そのまま被害拡大に繋がっているといった感じです。

  4. 高野とかいうテロ未遂者が出たことを実は驚いている。
    口ばかりの奴らの集まりだからとナメていたところ
    もある。こういう集まりはフラメンコの音楽のように
    熱く、熱狂的になっていくものらしい。
    「この手があったか」という何気ない呟きから
    こんなに拡大、進展するとは・・・。
    政治的主張をする為に人に物理的危害を加える者が
    出てくるのは時間の問題だろうと思う。
    戦前の憲政を潰したのも、こんな奴らだ。
    倉山先生、「小林を相手にするな」と言った
    前言を撤回します。戦前の政治家のように
    暴力を恐れていては憲政は守れない。
    もしここで倉山先生が暴力を恐れて怯んだら
    西園寺公望、原敬、安倍さんは、あの世で
    こう言うはずです。

    「倉山君、君は憲政史から何を学んだんだ」

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