最近、いろいろな所でいろいろな方から反応をいただくが、ほとんどがうれしい反応ばかりである。理解されるというのはうれしいものである。
憲法の話をすると、よく「改憲派ですか、護憲派ですか」という質問を受ける。結論だけ聞かれると困るのである。改憲派にも、「第一章を変えよ」などという人もいるので、うかつな返答はできないのである。
そういった中で私が常日頃強調しているのは、「憲法論議とは条文いじりではない。その前に日本とは、日本人とは何かを考えること、知ることが大事だ。その上で、あるべき日本の姿を考えて、条文は最後だ」ということです。
最近、多い講演のオファーが「そもそも憲法とは?」です。こういう話をしています。
そう言えば、靖国参拝の時期ですね。
民主党は「憲法とは公権力の行使を制限するために主権者が定める根本規範」というのが近代立憲主義における憲法の定義と言っていますが、そもそも憲法とは何なのですか?
社民党が「無宗教の国立墓地を設立をすべき」と言っていました。
靖国神社の必要性について倉山先生はどうお考えですか?