今回の総裁選の読み方

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昨日の総裁選については倉山塾生限定メルマガで書いておきました。塾生になれば誰でもバックナンバーが読めるので、今後の日本を考えるために御一読を。

まともな政治史を知っている人から見たら予想外の石破大善戦でしたね。常識で考えて、安倍首相は憲法改正を引っ込めざるを得ない。このダブルスコア、算数しかできない人は大敗ととるだろうけど、永田町的には大善戦。流れと言うものもあるし。少なくとも、石破氏の政治生命は終わらなかった。この時点で、安倍陣営の当初の目的は達せれなかった。安倍陣営は、なぜかの分析ができているのかなあ。さすがに菅さんはわかっているだろうけど(根拠は公開情報)、支持者は相当に頓珍漢な分析をしている。

相変わらず地上波では小泉進次郎ばかり取り上げ、それをネットで叩く。それは勝手だが、進次郎が動くということは、あの人と歩調を合わせていると思わないのかねえ。誰でも考えつくのは純一郎だけど、今回の場合は別の人。ちゃんと公開情報を追っていればたどり着くのだけど、目先の猫じゃらしに飛びついていては目の前に入っていても気づかないもの。

小泉進次郎を敵と思うのは勝手だけど、敵の振りをした味方でないとなぜ言える?そして、安倍首相の周りにいるあの二人なんて、完全に味方のフリすらしていない敵なのに、その二人に依存しきり。

ちなみに今回の総裁選の結果は、あの人にとって間違いなく2月の時点から予定の行動。

しばしば、「日本を救う政治家って誰ですか?」と聞かれるのだけど、私はあの人しかいないと思っている。