昔、爆笑問題のコントにあった。
あなた達は腐ったミカン
じゃありません!
腐った人間でーす!
これの元ネタは「3年B組金八先生」という、この通りの教育をすれば、ロクでもない人間を製造できると言うテレビ番組。
校内暴力でアチコチの学校をたらいまわしにされた「加藤君」という中学生をめぐり、「そんな奴がいたら他の生徒の迷惑だ」と受け入れを拒否しようとする数学の乾先生に対し、主役の金八先生(演・武田鉄也)が「あだたは箱の中に腐ったミカンがあったら、そのミカンを捨ててしまうのか?加藤はミカンじゃないんだ!」などと、自分の生活を全部投げ捨てて、この加藤君にかかりきりになるという話。(本当に他の生徒や先生には大迷惑だ)
ちなみに、箱の中に一個腐ったミカンが入っていたら、箱ごと捨てるのが農家とか。
では国家の場合は?
支援拒否ならユーロ圏離脱も=欧州に懸念広がる―ギリシャ国民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111101-00000153-jij-int
ギリシャと言う「加藤君」がいて、フランス金八先生が「加藤を見捨てるな!」と言いつつ、ドイツ(乾先生)やみんなに身銭を切らせると言う話。
最初からユーロに入らなかったえげれすが一番偉い。
それにしても、「私は落ちこぼれを見捨てない先生になりたいんです」「子供たちの気持ちになれる先生になりたいんです」という教員志望者が毎年あとを絶たないが、そんな偽善者には絶対に教師になってほしくない。
何がどう偽善者かわからない人の質問、受付中。