『別冊正論』に寄稿しました。

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 本日は、対談の仕事で久しぶりに外出。まさか写真を撮るとは露知らず。。。今日のが使われていたら、人造人間18号(@ドラゴンボール)みたいな髪型になっていると思われます。宮脇先生になおされてしまった。。。まあ、明日も引き続きなので、今年初美容院!かなあ。(寝坊しない限り)。

 さて、本日発売の『別冊正論』に寄稿しました。

http://www.sankei.co.jp/seiron/etra/no14/ex14.html

 題して、

“つくられた大御心”と側近達の大罪

です。

 編集後記と他の人の論文を読んではじめて「小林よしのり批判特集」だと知った私。というのは、私が聞いた企画意図は

「世の中には羽毛田信吾宮内庁長官が女系推進を言っているから、陛下の大御心は女系推進にあるに違いない、という誤謬を正したい」

とのことだったので。まあ、小林氏が「羽毛田長官が言っているから云々」という発言をしているのは一応知っていましたが、彼はすぐに発言を変える人なので(それが必ずしも悪いわけではありませんが)、彼の言動という現象面でどうこうしても。。。そういうのは他の人の役割で、私に求められるのは本質的な話ですから。ただ、行政学や行政実務の実態を教えてくれるブレーンがいたらそういう発言はしなかったでしょうね。

 牧野伸顕・斎藤実・湯浅倉平・木戸幸一・入江相政・富田朝彦・・・そして羽毛田信吾

と並べた際、ある特定の立場の存在にたどり着きます。

 高級官僚は優秀な人達だ!

 陛下の側近は全員、忠臣に決まっている!

 だから、羽毛田長官以下宮内官僚は優秀な忠臣だ!

だと信じている人には、読んで欲しいです。

 それ、行政学の基礎や霞ヶ関の実務を知っている人からすればありえないですから。

 皇室を語る際に知っておいて欲しい、側近官僚の歴史です。

 ジェットコースターに乗った気分でお読みください。日本近現代史を全部書き換える!みたいな論稿になってしまったので、あんまりいっぺんに説明しても難しいので、お読みになられた方でご質問があればお答えします。ただし、攻撃的で非礼な質問に対してはその限りではありませんが。

 とりあえず本日はこれくらいで。