本年度の御礼

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 長らくご無沙汰しておりました。
 ちなみに年賀状を一枚も書いていません!実は新住所は全部数えても十人くらいの方にしか伝えていないので、旧住所に送っていただいた方には必ずお返ししますが、あしからず。昔は名刺に自宅住所を刷っていたのですが、まあこういう仕事をするようになりましたので、ご理解お願い致します。

 色々と仕事が大詰めを迎えております。且いつもの余計な仕事ではなく、「本来の仕事ではないけれども重要な仕事」に追われておりまして、長期にわたり更新が途絶えておりました。
 申し訳ございません。
 ちなみに「〜重要な仕事」とはこういうことです。
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091224ddlk43010258000c.html

 かなり遅くなりましたが、先日の帝国憲法講義、年の瀬にもかかわらず満員御礼ありがとうございます。うれしかったのは「全部はわからないけれどもおもしろかった」という感想をよせてくれる方が増えたことです。今の時代、「180頁の本を15分で読めて全部一気にわからせろ」といった風潮があるのですが、それは「(生)情報」の話であって、「知識(知性)」とは違う話です。「わからない」ところにこそ真の面白さが隠されているわけです。最初から犯人がわかる推理小説を求めるような時代ならば私はあえて背を向けます。

 それはそうと、発売中の『正論』の方も宜しくお願い致します。
 今、某隔月刊誌(季刊から変わるそうです)の方でも原稿を執筆中です。
 単著の方も複数進行中です。
 お問い合わせフォームに講演の依頼を申し込んでくれる方も多くなってきました。
 もろもろ、その都度、ご報告いたしますので、来年も宜しくお願い致します。

 さて、本年もあと数時間となりました。
「日本滅亡まであと何日・・・」とかテロップをうちたい状態です。
 今年の衆議院選挙がまさに昭和十八年ガダルカナルとかアッツとかキスカの撤退でしたね。
 当時の大本営はまだ無能なりに絶対国防圏を設定したり、学徒動員したりしましたが、敵勢力の侵攻に立ち向かうべき自由民主党はそれすらできていない状態で、まったく期待ができない状態です。民主党政権がこれでもかと売国政策を推進している中で、どこにも受け皿がない、これが危機の本質です。
 まさに亡国前夜です。

 だとすると、来年の参議院選挙はサイパン島陥落ですか。「昭和十九年サイパン島陥落の責任を取って東條英機内閣総辞職」と言われても何のことだかわからないでしょうが、要するに本土空襲される状況になってしまった訳です。それでも当時の大半の日本人は「誰かが何とかしてくれる」と信じていたわけです。
 ではどうなったか。
 昭和二十年になってから騒いでもどうにもならない訳です。

 再来年は統一地方選挙です。このままいくとどうなるか、想像してください。海外逃亡するしかなくなりますね。

 こういった、砦で一再ならず繰り返している話をそこらじゅうで説きまわっていたところ、
 港区議の赤坂大輔先生が、一身を投げ打って自民党熊本の参議院候補者に公募して、最後の二人にまで残ったということです。(四人中、二人辞退)
 現職比例区選出で何年も前からこの日のために準備をしていた現職が相手なので、普通に考えてまず勝ち目がない勝負ですが、ここまで残れたということで、できる限りの応援はしたいと思います。
 一月から自民党党員による予備選挙が行われ十八日に結果がでます。
 熊本在住の方は、是非応援してください。
投票権のある自民党員でなくとも、熊本にお知り合いのいる方は、どんどん盛り上げてください。

 長くなりましたので、赤坂さんの人となりは別に分けます。

 最後に
 永野修身、一生に一度の大名言を。

戦わないで滅びれば真の亡国だが、戦って負ければ再び立ち上がることができる。