好評発売中!
『参議院』 (光文社新書)
—————————————-
松川るいさんの炎上、止まらない。
ただでさえ大阪自民党は
立民と足しても公明党に適わず、
さらに今や公・自・民の三党が束になっても
維新に適わないのでは、
とまで落ち込んでいる。
そんな時にこの騒ぎだから、
怒りたくなる気持ちわかりますけど、
火をつけているのが大阪自民党というのも。
私、まさに民主党政権時代に
「支持政党は陛下の野党」と公言したけど、
今の自民党に「陛下の与党」の自覚があるか。
本当の改革は、そこからでは?
さて、本日も連載。
もともと皇族だったけど臣籍降下した方が
元皇族。
元皇族の子供で産まれた時は民間人だった方が
旧皇族。
特にGHQの横暴で皇籍剥奪された方々は
「本来は皇族としてお生まれになるべきだった」
との意味で「旧皇族」と呼ばれる。
原則として、一度皇籍を離れると、
皇族には戻れない。
しかし、例外がある。
そして、天皇になった例もある。
元皇族から天皇になったのは
第59代宇多天皇。
旧皇族から天皇になったのは
第60代醍醐天皇。
—————————————-
続きは倉山塾メルマガで。18時配信
https://kurayama-school.com/
—————————————-
第11回倉山塾教養ゼミナール@九州山口「平和を望むなら軍事を知ろう!~歴史から紐解く令和の国防~」
https://kurayama.base.shop/items/73625535
倉山塾ショップです。
https://kurayama.base.shop/
—————————————-
倉山塾生スポンサー番組!
外国人君主制に?!皇室に「先例」が大事な理由 皇室史学者倉山満 月刊カレントライター佐々木大輔【チャンネルくらら】
—————————————-
倉山満の著作一覧です。
発売予定早まりました!
『決定版 皇室論 – 日本の歴史を守る方法』(オーディオ)
https://www.audible.co.jp/pd/B0BWRYGH6H
先例は先例でも、現時点で争点になっているのは、旧皇族の【 皇族としての復帰 】ですよね。宇多天皇の時のように【 天皇として(即位するため)の復帰 】ではないんです。
◆宇多天皇の場合
「今上が危篤! 今すぐ、新帝が必要だ!」……そして、践祚された宇多天皇(元皇族)と共に復帰したご子息(旧皇族/後の醍醐天皇)が皇位継承権第一位に。
◆現在
「秋篠宮家に、皇位継承権第一位・第二位のお二方がいらっしゃる。だが、第二位の悠仁親王殿下が即位なさった時、お支えする宮家が一つもなくなってしまう」
……宇多天皇・醍醐天皇の皇籍復帰が、吉例だったとは私も思いません。でも、皇統は繋がったんですから。「凶」ではないでしょう(わざと強い表現を用いましたが)。
寧ろ今回は、内親王との御縁談という、
紛れもない慶事を以っての皇籍復帰案です。
吉例とは云えないものの、【 皇統を護持した先例 】を踏襲しつつ、【 皇室の増々の繁栄を祈念する皇籍復帰 】。
今度こそ、吉例になるのではないでしょうか。