宇多天皇と醍醐天皇を絶対に先例にできない理由はない(倉山塾メルマガより)

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松川るいさんの炎上、止まらない。

ただでさえ大阪自民党は
立民と足しても公明党に適わず、
さらに今や公・自・民の三党が束になっても
維新に適わないのでは、
とまで落ち込んでいる。

そんな時にこの騒ぎだから、
怒りたくなる気持ちわかりますけど、
火をつけているのが大阪自民党というのも。

私、まさに民主党政権時代に
「支持政党は陛下の野党」と公言したけど、
今の自民党に「陛下の与党」の自覚があるか。
本当の改革は、そこからでは?

さて、本日も連載。

もともと皇族だったけど臣籍降下した方が
元皇族。
元皇族の子供で産まれた時は民間人だった方が
旧皇族。
特にGHQの横暴で皇籍剥奪された方々は
「本来は皇族としてお生まれになるべきだった」
との意味で「旧皇族」と呼ばれる。

原則として、一度皇籍を離れると、
皇族には戻れない。
しかし、例外がある。
そして、天皇になった例もある。

元皇族から天皇になったのは
第59代宇多天皇。
旧皇族から天皇になったのは
第60代醍醐天皇。

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「宇多天皇と醍醐天皇を絶対に先例にできない理由はない(倉山塾メルマガより)」への1件のフィードバック

  1. 先例は先例でも、現時点で争点になっているのは、旧皇族の【 皇族としての復帰 】ですよね。宇多天皇の時のように【 天皇として(即位するため)の復帰 】ではないんです。

    ◆宇多天皇の場合
    「今上が危篤! 今すぐ、新帝が必要だ!」……そして、践祚された宇多天皇(元皇族)と共に復帰したご子息(旧皇族/後の醍醐天皇)が皇位継承権第一位に。

    ◆現在
    「秋篠宮家に、皇位継承権第一位・第二位のお二方がいらっしゃる。だが、第二位の悠仁親王殿下が即位なさった時、お支えする宮家が一つもなくなってしまう」

    ……宇多天皇・醍醐天皇の皇籍復帰が、吉例だったとは私も思いません。でも、皇統は繋がったんですから。「凶」ではないでしょう(わざと強い表現を用いましたが)。

    寧ろ今回は、内親王との御縁談という、
    紛れもない慶事を以っての皇籍復帰案です。

    吉例とは云えないものの、【 皇統を護持した先例 】を踏襲しつつ、【 皇室の増々の繁栄を祈念する皇籍復帰 】。

    今度こそ、吉例になるのではないでしょうか。

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