「あこがれ天皇論」「君民共治論」への見解(倉山塾メルマガより)

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この日は皇室論議もします。

第10回倉山塾教養ゼミナール開催のお知らせ
「政治と経済のすべてを読み解き、皇位継承問題にも切り込む!
~日銀人事と政権の寿命との因果関係~」

日時:令和5年1月29日(日) 14:00-16:30
場所:TKP飯田橋ビジネスセンター
料金:3300円(税込)
申し込みはこちらから。
https://peatix.com/event/3464144/view

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好評発売中!
決定版 皇室論 – 日本の歴史を守る方法

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小林よしのり先生との公開討論の件、
昨日の砦を再掲します。

―――
要点は以下の通り。

・その時間は、『週刊SPA!』の校了日なので、対応できない。
・著者同士が勝手にやり合われても困る。
・どう進めていくか、少し時間を欲しい。

とのことでした。

小林先生からは
「いっそチャンネルくららに出てもいい」とまで
おっしゃっていただいたそうですが、
SPA編集部の意向としても、
「じゃあその時間にやりましょうか」とはならない訳です。

それにちょうど小林先生もご本人も描かれているように、
「愛子天皇論」を出されるそうなので、
「私は別に急がなくても良いですよ」とお伝えしました。

結果、
「公平な場でお互いの著書が出てからにしましょう」となりました。

以上、ご報告いたします。

―――

ということで、
「皇位継承問題に関し考えをまとめてみる」は
当日までに時々、やります。

皇室の話は「これが正解です!」なんて
一言で言える簡単な話ではないので。
私も
何も考えずに「男系が正解だ」と
言っていた人には戒めてきた。
そんな単純な世界ではない、と。

「男系」を言う人にも利口も阿呆もいる。
「女系」を言う人にも利口も阿呆もいる。

「女系天皇」を言う人にも
所功・笠原英彦あるいは故高橋紘のように
只者ではない人がいるし、
古川隆久・宍戸常寿・本郷恵子のように
愚論を振りかざす人もいる。

じゃあ、小林よしのりさんは?
と考えた時に、
周辺の発信があまりに程度が低く品が無い。
それはともかく、作品を読んだだけでは
分からないことも多いので。

ただ今回、呼びかけてみて、
どういう価値観なのかは分かった。
結局は「トキメキ」か。

結論が「女系天皇」に至る根源がトキメキ、
と言えば、理解はできる。

「トキメキ天皇論」

別におちょくっている訳ではなく、
「あこがれ天皇論」みたいなものか、
全然違うものか。

ちなみに私は
「あこがれ天皇論」には賛成していません。

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続きは倉山塾メルマガで。18時配信
https://kurayama-school.com/

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倉山塾スポンサー番組です。
新シリーズは日銀法改悪!

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栃木県支部、東京支部での講演が
オーディオブックになりました。

第9回倉山塾教養ゼミナール@栃木「内閣法制局の近現代史」
https://kurayama.base.shop/items/70020732

東京支部特別講演「絶望の平成政治 なぜ日本人は救われないのか」
https://kurayama.base.shop/items/69872098

「「あこがれ天皇論」「君民共治論」への見解(倉山塾メルマガより)」への17件のフィードバック

  1. >岸田首相、物価高騰対策の消費税減税「考えていない」
    >「消費税は社会保障の財源として位置づけられており、減税を考えてはいない」
    https://www.sankei.com/article/20230124-GICM7C5MXJKMRHBG2M7N3G3K5Y/

    いつの間に消費税が社会保障の財源になったのかはさておき、
    増税を指令されてるのに減税とは言えませんよね。
    統一地方選でどれだけ自民党を負かせられるか。
    そもそも、やっち、シゲーリン、チャタニエフに勝てる減税政治家がいれば大丈夫なのですが。
    日銀総裁人事は上念さんも諦めたみたいですし・・・

    1. 今より以後、三年に至るまでに、悉に課役を除めて、百姓の苦を息へよ

    2. >無名様
      陛下、煙がたくさん登っております、税をお取りください。
      まだ早い、さらに3年、無税とする。

      民のかまどは当然美談であり参考にすべきものなのですが、気になる点があります。
      書かれていない部分です。つまり、そんなに窮乏するまで、民からは意見が出なかったのか?という点です。
      無論、意見するというのは打ち首覚悟の時代ではありますが、それでもです。
      しかし、現代のようなゴネ得の世ですら、増税時ほとんど意見が出ないのですから、当時もほとんど無かったのではと私は考えております。
      そういった意味では、民のかまど伝説の前半部分は、良く言えば日本人の忍耐強さ、悪く言えばヘタレな部分を表しているのかもしれません。
      ただ、後半部分の宮殿がボロボロになり、民が進んで税を納めようとする部分は本当に美談です。

      1. 新羅や蝦夷、宿儺、大蛇の事は見える。大蛇退治の話に続いて、「此の時に当りて、妖気稍に動きて、叛く者一二、始めて起る」

  2. メルマガの本題とはズレますが。「トキメキ」をキーワードに据えれば、大衆とメディアがなぜ、女系・女帝論と親和性が高いか見えて来ますね。

    「話題性」です。
    実際、小林先生も「ブーム」という語を用いています。
     ↓↓↓
    皇室の未来を語る 小林よしのり氏
    「愛子さまが皇太子になればブームになる」
    2022.01.08 07:00 週刊ポスト
    https://www.news-postseven.com/archives/20220108_1717432.html

    【伝統を変える←話題になる】
    【伝統を守る←話題にならない】

    言い方を変えれば、「娯楽」として消費可能か否かです。エンターテイメントなんですよ。

    「女帝の誕生」は、業界にとって「金になる」ということです。「女帝バブル到来か?!」みたいな。

    実際、週刊誌の報道を見ていても、奴らは皇族と芸能人の区別が付いていません。同じように「飯のタネ」として扱っています。

    イベントとして盛り上がっているから、大衆はなんとなく、女系・女帝に流れる。でも、大半の日本人には悪意がないので、「秋篠宮家の廃嫡が必須」というリスクを説かれると、「そこまでして実現する必要はないわね」との判断に至ります。

    巷で、女系・女帝と一括りにされやすい理由(の一つ)でもありますね。メディアと大衆にとっては、どちらも同じく「イベント」に過ぎないのですから。

    【※】
    同時に、私たち男系派は、イベントに水を差すつまらない堅物集団と見做されます。お祭り騒ぎに夢中の人々からすれば、「せっかく盛り上がっているのに、邪魔をするな!」という感覚です。

    1. なるほど、皇室をただの飯のタネにしてるんですね。
      なんて不敬な、と思ってしまいますが、私も倉山先生に出会わなければ、どうなっていたか分かりません。

      確かに、リベラルは話題性がありますね。最近ではアメリカのポリコレとかでしょうか。
      トイ・ストーリーの映画で同性愛を出したり、バットマンのジョーカーが妊娠したり。
      中にはディズニーのスプラッシュ・マウンテンが黒人差別をしているという苦情から作り直されるといった実害も出始めてますが。

      逆に左上は、増税や財務省・日銀人事には、とにかく話題性を持たせないようにしてきますね。
      まんまと乗せられた右下は憲法改正や朝鮮問題などばかりに目がいってます(むしろこれらを注目させて話題を逸らしているのかも)
      どうやったら経済問題を表に出せるのやら。

      1. >リベラルは話題性が

        それなんです。「広報」という性質上、善し悪しはともかく「話題性のあるものに群がる」という習性がある。震災の時を考えても判りますよね。話題性を求め、被災地上空でヘリの爆音を轟かせ、自衛隊による救助の邪魔をする。そして犠牲者が増える。でも、犠牲者が多いことすら、メディアにとっては「話題性に繋がる」んですよ。
        ……違うというなら、災害救助の邪魔をしないことで、彼等にそれを証明して欲しいですけれど。

        >逆に左上は、
        >増税や財務省・日銀人事には、
        >とにかく話題性を持たせないように

        あああああっ、POPOR様、すっごい! 私、そっちは全く考えませんでしたよ!(°∀°;

        なるほど、そうやって考えると、憲法改正も朝鮮問題も、陽動(ダミー)なんですね。憲法改正が保守の悲願なのは事実ですが、今やることじゃない。ゴールの設定とステージの設定を間違えています。

        私も倉山先生に出会わなかったら、まんまと左上に踊らされていた右下の人間です。今は、右中ぐらいにはなれたかな、と自負しておりますが。

        経済問題……と言いますか、私は会計学ベースの人間なので、どうしたって消費税制の欠陥が気になるのですが。でも、簿記の仕組みを延々と講義したところで、誰も興味を持たないんですよね。
        「話題性」に繋がりません。

      2. >ふわふわ(曾祖母はアイヌ)様
        >被災地上空でヘリの爆音を轟かせ
        はい、酷かったです。当時の枝野幸男官房長官が「何やってんだ」と言ってたのを覚えております。
        https://www.j-cast.com/2011/03/13090369.html?p=all
        枝野に正論言わせるって相当です・・

        消費税制の欠陥>「話題性」に繋がりません。
        流石にここでは話題性とか気にしなくて良いと思いますよ?(笑)

        1. >流石にここでは話題性とか気にしなくて良いと思いますよ?(笑)
          これはあくまで私個人の意見です、念のため。書き忘れました。

          1. >>消費税制の欠陥
            >流石にここでは話題性とか気にしなくて良いと思いますよ?(笑)

            ん? そうですか?
            でも実際、解説しても、大半の人はピンと来ないみたいなんですよ。経理屋にとっては、消費税の実態が「売上税」である、ということは常識なんですが。
            ※ここで云う経理屋 ⇒ 簿記の資格を持っている人や、自分の仕事を理解した上での実務経験がある人

            一般向けには、単純に「減税」「廃止」を掲げるほうが伝わりやすいのでしょうね。そっちだと話題性があります。

          2. >ふわふわ(曾祖母はアイヌ)様
            >解説しても、大半の人はピンと来ないみたい
            そうなのですね。
            私個人としては、気にしなくて良いかな?思ったのですが、確かに、そこまで考えて投稿するのも良いことかもしれません。

            消費税導入時の名目の一つに、税制欠陥の是正があったと聞いたような気がしますが(違ってたらすみません)、現状を見る限り、どうなんだろうという感じです。

          3. >消費税導入時の名目の一つに、税制欠陥の是正があったと聞いたような

            ……う~ん、どうなんでしょう。私も導入当時は幼かったので。当時の状況(メディアの論調含めて)については正確に把握できていないんです。

            ただ、消費税制こそが欠陥税制であることは確かです。消費税というのは、共産主義社会における統制経済の下でなら機能すると思います。でも、価格を自由に設定できる、つまり需要と供給で価格が変動する自由資本主義の経済の下では、機能しないんですよ。

            だって、実際の取引では値引き等が当たり前に行われていますが。消費税分を値引いたところで、その「預かれなかった消費税」を、納税しなくてよいことにはならないんです。
            どんな金額で売ったとしても、売上から強制的に10%を税務署に持って行かれる。こんなことをされたら、小さいところは保ちません。中小零細イジメです。

            それでいて、「預かったのだから、納められない筈はない。懐に入れたのか?」なんて脅される。ヤクザと役人の違いが判りません。

          4. >ふわふわ(曾祖母はアイヌ)様
            >ヤクザと役人の違いが判りません。
            正に倉山先生がおっしゃっている、「税金とは制度化されたカツアゲ」という文面通りです。

            >税制欠陥の是正
            検索して出てきたものです。ただやはり、著書を実際に読んだ訳ではないので確信は持てません。
            田中秀臣さんがどこかで言ってたのかな?
            ↓消費税は元々は直間比率の是正という文脈で説明されてきたが、その後は社会保障→財政再建→被災地復興→世代間の公平な負担と変化している。
            https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の消費税議論
            麻木久仁子・田村秀男・田中秀臣 『日本建替論 』 30頁。

            他にも「消費税 直間比率の是正」で検索すればいくつか出てきました。

          5. おおっ! リンクありがとうございます、POPOR様!(°∀°;

            ※リンク先から一部抜粋
             ↓↓↓
            また、シャウプ勧告以後から続いた所得税などの直接税中心の制度から、消費税のような年金生活高齢者や貯蓄生活者層などを含む幅広い各層からも広く薄く徴収することのできる間接税とのバランスが取れた税体系に変えるべきだという議論があった。概ねこれらの理由を中心とした議論から消費税が導入された。

            ……要は、直接税だけだと、年金生活者とかからは税を徴収できない。それってバランスが悪いよね~ってことで、間接税(としての消費税)が導入された、ということですけれど。
            帳簿のシステム上、成立しない税制であるという観点が、まるっと抜け落ちているんですよね。

            逆に、売上税だと成立させることが出来るんですよ。帳簿の上で、しっかりと管理ができるようになる。最初から、必要経費として原価に反映させておけば良いんです。
            そうすれば結果的に、消費者も「対価を支払う」という形で、間接税(としての売上税)を負担していることになりますでしょ?(逆説的ですが)

            『それって、消費税のままでも出来るんじゃないの?』と返されそうですが。「消費者が支払う税金」「事業者は預かるだけ」という論理構造が存在しているからこそ、あの悪名高い輸出還付金(戻り税)が発生してしまうんですよ。

            海外に販売する場合、輸出企業は消費税を預かれません。でも、今まで国内での仕入れ段階で、消費税を負担している。だから、その分を還付してあげましょう、ということなんですが。
            実際には、値引き等で下請けが負担させられている場合が殆どです。

            >直間比率の是正
            是正するのは別に良いんですよ。ど~ぞやって下さい。ただ、同じ間接税を導入するにも、帳簿の上で成立しない消費税制では困るんです。
            結局、大企業が輸出還付金としてボッタクるシステムとして機能しているだけです。

            >税金とは制度化されたカツアゲ
            あうっ、それ、忘れていました。そうですね、そう仰っていましたね(―。―;
            かと言って、国家を運営する以上、税金は必要です。でも不平等は是正されるべきでしょう。帳簿の上で埋もれてしまう税金の計算法など、欠陥品も欠陥品。即刻、回収して欲しいです。

            消費税制を考案した人間は、まず間違いなく会計学(帳簿)の基本を抑えていません。知っていてやったとしたら、悪質です。

          6. >ふわふわ(曾祖母はアイヌ)様
            ソース有とはいえ、情報源がwikipediaだったので不安でしたが、多少なりともお役に立てたみたいでよかったです。
            ではではー(^―^)

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