権力と先例 第54話 旧皇族の方々への親王宣下を前に歴史の見直しを(倉山塾メルマガより)

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噓だらけの日本古代史 (扶桑社新書)

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後に当事者たちが
「熱病のようだった」と振り返る、
平成初頭に政治改革ブームでは、
キャッチコピーを
「政治家総とっかえ」にした
細川護熙が首相になった。

その結果、
金のかかる政治はだいぶマシになった。
今も裏金問題で騒がれているけど、
金額の桁が違う。
問題は、せっかく中選挙区制を葬り去ったのに、
何の為に改革を行ったのか、
よくわからなくなっている。
だから「政治改革の歴史」シリーズを
短期連載でやっているのだけど。

それよりも政治改革ブーム以来、
「改革」って良い言葉になっている。
上皇陛下の御譲位の際に
「憲政史上初」って連呼して悦に入っている
アホが多発したけど、
こんなところで憲政史を使ってくれるなって。
皇室の話で「初」って何の自慢にもなりはしない。

でも、日本人は本当のところ
「改革」を嫌っているんじゃないかと思う。

日本史上で最も改革に成功したのが
足利義教。
ゼロどころかマイナスの状態から始めて、
王権神授と宗教界の制圧、
重商主義、
常備軍と官僚制の創設、
諸侯に鉄槌、
そして、青森県から沖縄県までの統一を成し遂げた。
やったことは、
リシュリューより200年早い絶対主義。

リシュリューよりゼロが一つか二つ少ない数しか
血を流してないけど、万人恐怖と言われる。
日本人にはついていけないからでしょう。

600年間、誰も評価してなかった義教を
最初に「至上の上」と評価したのが、
明石散人先生。
明石先生は、義教を「私心がない」点を評価する。

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