開戦の日に国際法を考える(倉山塾メルマガより)

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例の自民党の「裏金」疑惑。
とうとう松野官房長官にまで
疑惑が波及しましたね。

岸田さん、どうするんだろう?
もっとも、今までだって
疑惑がある関係者はクビにして
生きてきた。
総理大臣が「辞めない」と粘れば、
選挙まで辞めさせる方法は無い。

スクジュール的には、
年明けからそわそわし出し、
来年の6月から9月にかけて政変。
というのがセオリー。
そこに向けて攻撃が始まっている。

岸田さんを辞めさせたい人は、
心を叩き折りにいってるんだろうけど、
さあどうなるやら。

さて、本日は12月8日。
真珠湾攻撃の日ですね。

現在の国際法は、
真珠湾攻撃で国際法を破った日本に対しては、
原爆を落としても良い、
との論理が罷り通っている。
私は認めていないし、
マトモな学者と実務家は認めていない。
しかし、そんなデタラメが罷り通って
現在の国際法秩序が成立しているのも確か。
じゃあ、泣き寝入りしなきゃいけないか?

もう一つ。
日本の真珠湾攻撃を
今のイスラエル・ハマス紛争と
パラレルに考える人もいる。
世の中には
「イスラエルがテロやられたから
ハマスに対してなにやってもいいのか?」
と考える人もいるけど、
切り取りにもなっていない。

「だからハマスを庇わねばならない」
「いや、イスラエルは正しい」
なんて
100対0でどっちが正しい悪いなんて議論は
どっちも間違い。
世の中、そんな単純ではない。

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