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歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?
「自民党一強」を支える構造
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相変わらずの角栄ブーム。
戦後最高の宰相は田中角栄！
みたいに考えている人、多いですね。
昔は、
「インテリは角栄嫌い、大衆は角栄大好き」
と言われたものです。
確かに象牙の塔に籠っていると、
角栄なんてほめるところが見えてこない。
社会で働いて経験を積むと、
田中角栄みたいな上司が欲しくなる。
今の角栄のイメージ、
首相就任当初の日の出の勢いの時と、
鈴木・中曽根両内閣で
「闇将軍」としてやりたい放題やった時代だけで
語られている。
意味不明に「凄い人だった」とされる。
だから、田中角栄の長所すら
わからなくなる。
私は「首相就任以後の角栄に褒めるところはない」
と言っているけど、それは政治家としての実績。
学ぶべきところが無いとは言わない。
ということで、あんまり言われない、
なぜ角栄が「闇将軍」と言われる権力を握れたか。
ざっと五つの要素をあげます。
一番誤解されていること。
角栄はカネをばらまきました。
アレを、子分を作るためだと思っている人が多い。
私からしたら「そこからかい？！」だけど、解説。
角栄流金配りの極意は
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