自民党に離党覚悟で戦う本気の議員はいるのか?

LINEで送る
Pocket

昨日は、陛下の践祚から一周年だった。

日頃は保守や尊皇を標榜する議員の何人が触れたか。

最近の自民党の若手には、「提言」や「要望」を自分の仕事だと勘違いしている人が多いようだ。提言はシンクタンク、要望は圧力団体がやること。では、議員にしかできないことは?実現。

もちろん、若手なので実力が足りなくて実現できなくても仕方がない。ならば、どこまで本気の覚悟で戦えるか。

「法案を作りました」なんて、野党でもやっている。じゃあ自民党で法案を作って通る見込みがあるのか。この前も政調会長が取りまとめた案を、議員バッジが無い首相秘書官に蹴散らされたばかり。公明党がいなければ、日本は即死していた。(今でも危ないが)

党内で通る見込みもないし、通ったって意味はない。なぜなら、自民党自体が意味の無い翼賛機関と化している。それに対して公明党は拒否権集団として機能している。日本の憲法体制において真の権力とは拒否権なのだから、内閣に対して匕首を突きつけない提言など何の意味もない。提言だけなら私だってできる。

だったら、内閣を揺さぶる行動を起こすしかない。本気ならば。

そんなところに援軍が現れた。

国民・玉木代表、100兆円対策提言の自民若手に連携呼びかけ

「党の政策にぜひしてほしい。できないなら『集団離党して連携してやりませんか』と呼びかけたい」とのこと。

一人二人で離党して無所属なら間違いなく無駄死にだけど、戦える基盤があるじゃない?

ならば、喧嘩の手順は以下。

・同志で連判状をとりまとめる。
・自分たちの政策を執行部に突きつける。
・安倍首相に今井補佐官の罷免を要求する。
・いずれも聞き入れられない場合は、集団脱党。
・内閣不信任案にはもちろん賛成。

どうせ、パフォーマンス集団だから、なにもしないでしょうけど(嘲笑)と言われない行動を望む。